その女剣士は世界を救い、英雄となる。

千石

第1話

「覚悟しろ!」




男が叫んだ。手に持った剣が相手の喉元で止まっている。




「ふん、お前に私は殺せない」




余裕たっぷり、男とも女ともとれる中性的な者が言い放つ。




「ぐっ!」




男にもわかっているのか苦い声を上げる。




「そうだろう、私に死はない!あるのはいつか覚める眠りだけだ!さあ、刺すがいい。私をここまで追い詰めた褒美だ。おとなしく眠ってやろう!」




中性的な者が、意を込める。




「ちっ」




(ここでこいつを眠りにつかせてもいつかまた繰り返すだけだ。いったいどうすればいいんだ・・・)




「そんなことは考えなくてもいいんだよ。お前の先祖達もしてきたことだ」




中性的な者が男の心を読んでいった。




「やはりそれしかないのか・・・」




「ああ、そうだ。私を殺せるものなど存在しない。さあ、殺せ!」




「・・・願わくば、後世の者がこの者を滅ぼさん事を・・・」




男は唇をかみしめ、剣を振りかぶった・・・




それから五十年の歳月が過ぎた・・・



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いつもご愛読くださり本当にありがとうございます!


少しでも気に入ってくださればとても励みになりますのでフォローや★、応援のほどよろしくお願いいたしますm(_ _)m


これからも


世界大会に向かっていたら成り行きで世界を救ってしまった?!しかもその元凶を仲間に(笑)


をよろしくお願いいたします!!




目指せ!書籍化!!・・・いつになることやらですが、精一杯頑張ります!




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