第2話 嫌な感じの男の子

『はじめまして! こっちが診察をお願いしてたアーシュラン 

ぼく、いけない ン~と 私はエルトニア よろしくお願いしますね』

朗かに笑う少女 美少女だワンワン


かくして魔女の家 森の中のある 小さなドーム型の家 煙突からは

怪し気な匂いの煙りが出ていた 中から声が聞こえる。


『ん~身長は2cm伸びて3センチ髪ものびてる 

という事は無事 成長はしているという事だワン』 

と魔法使いの格好をした魔法使いの弟子のワン子は 記録(カルテ)を見ながら

黒髪の13~14才ぐらいの小柄で、つり目の少年に明るく話しかける。


『・・‥‥』 彼、黙ってるんだけど

なんか、ちょおっと、すごみがあって、恐い



コンコン 『部屋に入っていい? アーシュ?ワン子さん?』


と隣の部屋からドアから

金髪のオッドアイの17才前後ぐらいの少女が現れる


『あ、お姫さまだワン! 無事、健康診断は済みましたワン』


『エルトニア、俺は異常はないよ、後 身長も伸びて成長してる』

さっきの様子とちがい、すごく嬉しそうな黒髪の少年アーシュだった。


『よかった☆』と安心したようにアーシュに微笑む美少女エイル 

猫に似たお耳も愛らしい ちょこと動いたワン 

綺麗なオtドアイの瞳、長いウエーブのかかった金の髪がキラキラしているワンワン


そして 今度はこちらのワン子の方を向いて

『ありがとう ワン子さん ご苦労様』エイル

おおお~素敵な笑顔だワン 背景にお花まで咲いてる


『ジェンさんはいつまで留守なの? ワン子さんは彼女のお弟子さんなの?』

エイルさんが聞く


『いいえ! 私の師匠と仲のよいお友達で、

今、なんでも、リュース公爵の領地で、ひどい風邪が流行ってるので、

お弟子や私の師匠と人々の治療をされてますですワン』ワン子


『‥弟子じゃないと思ったよ。

ジェンなら おまえみたいなワン子 実験に使いかねないからな』

と黒髪の少年アーシュ 赤い深紅の瞳が嫌味ぽく軽く睨む 長い耳がピクピクと動く


『アーシュ!!』エイルさんがちょっと怒っているようだったワン  

やっぱ、なんか 恐い人みたいだワン!


『気にしないでね』そう ワン子くんに微笑んで、彼アーシュに 小言

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