フォロワーを買う企業様(爆笑)



1:ID:ja63v5kdsg

仕事辞めました〜!!!!!ウヒョ〜!!!!!(爆笑)

記念に暴露話のスレ立て失礼します(←飲酒、失礼します!)






僕は町おこし系の仕事をしてて、要請があった地方に飛んでってイベントを企画する、みたいな仕事をしてました。その中の一端でご当地マスコットの広報業務をやってたんです。それで、そのマスコット業務がちょっと問題問題が起きまして。ミョンタンって名前の自然薯のゆるキャラなんですけど知ってますかね。白くてもちもちしててちょっと縦長の語尾がミョンのゆるキャラ。かわいい系の方向性のはずだったのに、前の広報担当者がSNSアカウント切り替えミスって自分のアカウントで投稿するはずの旦那への愚痴を投稿しちゃって。それがめちゃくちゃバズっちゃって!マスコットの中身は僕達みたいな外部業者が年単位で契約してたりすることが多いんですけど、その広報担当者が所属していた業者はその事があってイメージを損ねたという理由で契約が打ち切り、業界を二転三転して僕達の会社にミョンタンの広報の仕事がやってきたという感じでした。


基本的にはSNSの更新ですね。イベントの写真とか上げたり、中に入る人は日雇いのアルバイトで、僕は誘導係兼カメラマン兼ライターって感じでした。アルバイトさんって素人なので、階段とか段差とかで転んじゃうんです。ミョンタンは白いから、汚れない様に誘導係は特に注意してねって言われてました。でも転ぶんですよねアイツら、素人だから(爆笑)





話がそれちゃったかな?そうそう炎上後なんですけど、フォロワーが一瞬増えた後、めちゃくちゃ減ったんですよ。まぁそりゃあ当たり障りのない企業アカウントなもんで、特筆して面白いわけでもないんで、当たり前なんですけどね。かわいい言葉使いでイベント報告とレシピ投稿をメインにやってたアカウントが急にキレッキレの呪詛吐いてるんだから妥当な減り方ですわ。


それでノルマ下回っちゃって、あ、SNS系の仕事のノルマなんですけど、フォロワーが年間で千人減るごとに罰金なんですよ。千人増えたら賞与出るんですけどね。まあ言ってこれって「不用意な発言をしてファンを減らさない様に、頑張ったらご褒美があります」って首輪なんですよね。大抵は意味ないんですけど、フォロワー七千人が三千人になっちゃって。ここから盛り返すのは絶望的だったんです。罰金も出るし今後の営業にも響きます。「アイツんとこはフォロワー減らすから」って、原因はうちじゃなくても盛り返せなかったのはうちってことになりますからね、世知辛いですよ。


そんで遂に上司から命令出ちゃって、フォロワー買えって言うんです。企業アカウントが上司の命令でフォロワーを買う、表に出来ないから当然僕のポケットマネーでですよ。なんか突っ込まれたら領収書紛失したという体で行けって言われて。この上司がまあクズで、飲みの席でこっそり根性焼きしてくるんですよ。僕の掌灰皿にするんです。逆らえませんよね(爆笑)多分反社の資金源になるんでしょうけど、レターパックで現金送りました。


ある日気が付いたら踏切の中に立っていて、全然知らない人に助けてもらいました。ああもうだめだと思って血判付きの辞表を上司にぶん投げて辞めましたが、今でもミョンタンのフォロワーが増え続けてるのってそう言うことです。大した投稿もしないのに!僕の三十万で月に二百人ずつ増える三年プランを契約したゆるキャラ、ミョンタンをよろしくだミョン(爆笑)私的理由による自己退職だから退職金はないミョン(爆笑)







2:ID:2hfm874hlo

企業の晒しスレじゃねぇか。帰れ!病院行け!火傷治してあったかくして飯食って寝ろ!





3:ID:kad9jw73na

→1

上司が1番怖いね〜の話ってコト?





5:ID:oajfp290a1

→3

お疲れ様だけどスレ主もこえ〜な

同僚に血判投げつけ辞職宣言とかされたら俺怖くて泣いちゃうかも





6:ID:kakagub536

→1

オカルト専門に労働の愚痴を持ち込むなよな





9:ID:aldjfglghj28

→1

労働は悪、みんなニートになろう。そしてなんか……宝くじとか当ててさ、日当たりのいい団地をまるっと買って皆でリノベして相撲





10:ID:okoao02bs8

→9

オカルト関前頭三枚目





11:オカルト関前頭三枚目

→10

誤字したすまん。今日から力士になります




12:ID:okoao02bs8

→オカルト関前頭三枚目

就職おめでとう。春場所頑張れよな




13:ID:ja63v5kdsg

→オカルト関前頭三枚目

退職した僕のスレで就職しないでください



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る