2023年 新暦睦月編 お土産屋さん
土産屋で
糸目を付けず
買い与え
世の貧困の
儚さ(墓無さ)を憂う
水族館のお土産屋さんで、「予算足りなきゃ、別にカードで払えばええし」と軽く考えていた私は世の中ね現実をマジマジと見せ付けられました。
老夫婦が白イルカの縫いぐるみを手に取られ、
「これが○千円もするの⁉︎」
私は
(○千円くらい出せや。可愛いおまいらの孫の為やんけ)
と、現実を理解しておりませんでした。
3組くらいの年若い夫婦の共通の言葉が以下になります。
「今日は1個だけね」
その中の1組は御息女が床に座り込んで泣き叫んでおられました。
御両親は御息女に言い聞かせておられました。
当然、御息女は理解されておられませんでした。
更に泣く泣く御息女が選ばれたお土産を見て、
「よりにもよって1番高い物を……」
私は世の中の儚さとこれから増えるであろう墓無さを憂いた訳ですが!
寝たら、忘れました!
つーか、他人だし!
きちんとシミュレーション立てずに旅行するのが悪い!
でも、胸に何か棘が刺さっております。
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