第6話 変身 ? 変幻自在な猫魈サファイアと猫又さくらは美少女に ! ①
スマホのグ◌グル先生で調べてみた、猫魈や猫又について……
えっ、年老いた猫が猫又に成るの ?
さくらがウチに来てから、かれこれ25年くらいかなぁ~。
「まだまだ子猫かと思っていたけど、流石にそれは無いか 」
さくらを見ながら
── お兄ちゃん ! ボクは、立派なレディーなんだからね、失礼だよ ! ──
「うん、流石にそれは無いね。
さくらは人間でいえば、お婆 ── わぁぁぁ、余計なことは言わないでよ、サファイア ! ──
さくらの念話に反論するかのように応えたサファイアの言葉に、さくらがあわてて止めに入った。
なんだかんだ二匹は仲が良いなぁ~。
「 え~と、なになに、猫又は人を さらって喰うだってぇぇぇぇー ! 」
思わず サファイアとさくらを見ると、
「冤罪だよ、オッチャン !
ボク達は、人を食べたりしないよ !」
──ボクだって、大好きなお兄ちゃんを食べたりはしないよ ! ──
「…… うん、信じているよ、ふたりとも。
おっ ! 猫又は人に化けることも出来るらしいけど、サファイアは人に化けることが出来るのかな ? 」
半信半疑で聞いて見ると、
「うん、そんなの簡単だよ !
スッゴい美少女に変身したら、オッチャンなんてイチコロだね 」
サファイアが自信満々に言っていたので、
「 え~と、葉っぱを頭に載せて変身するのかな ? 」
素朴な質問だったけど、途端にサファイアは機嫌を悪くしてしまった。
「ブゥゥゥ ! 何か別の妖怪と間違えているでしょう。
ボク達、猫魈や猫又は そんなヤボな物を使わなくても変身くらい出来るんだからね ! 」
そう言ったサファイアは、高くジャンプしてから一回転をして……
ポッン !
長い黒髪のび幼女、肌が白く瞳は
ほっ 本当に美少女に変身したサファイア
ただ、不完全なのか猫耳が残っているけど。
「どう、オッチャン !
美少女のボクに
さくらのような猫又に成り立てのお子ちゃまには変身なんて無理だからボクを可愛いがっても良いよ 」
う~ん、一応 俺はロリコンでは無いんだが、サファイア人間バージョンが可愛いのも事実なんだよな。
少女とは愛でるもの!! 性の対象として見たりあまつさえ手を出すなど・・・紳士の風上にも置けん行為だ!! 憎むべきは一部の卑劣な犯罪者のみ!! ロリコン無罪!紳士無罪!!
いつも心に『 YES ロリータ NO タッチ 』!!!!
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