₁₉ ドーナツの可愛さについて
《 🍭 かわいいって、なんだろー? 》をテーマに、思いついたままポンポン書いてみる連載シリーズ。今回は、🍩ドーナツについて考えます!
___ かたちが怪しい ___
おはようございますー。きょうはドーナツの可愛さを探ってみましょう。なんで可愛いのかなー。まずはかたちが怪しいです。「輪っかになってるスイーツといえば?」ってクイズが出せるくらい、あのかたちは個性的なわけですもんね。チョコがけされてる可愛さや、パラパラのってるトッピングの可愛さもありそうです。箱買いしたときの、いくつか並んでる可愛さもあるかなぁ。思い返してみると、ドーナツのなかでもいろんな種類がありましたね。オールドファッションの素朴なガタつきもあれば、ポンデリングのリズミカルなふくらみもあって、これは可愛さの特定が難航しそうです。あ、いま頭のなかでミスドのドーナツディスプレイ前に立ってます笑。んー、ベーグルとのちがいを考えてみるのもおもしろいかも。同じ輪っかの炭水化物として。いや、かわいい食べものとして。
___ 輪っかというだけで可愛い ___
砂糖でコーティングされてる系ドーナツの場合、表面のテカリもポイントになってきますね。粉砂糖がまぶしてあるやつも。あれは「砂糖だって知ってる」から、おいしそうに見えるんでしょうか。ドーナツのことを知らないひとが初めて見たら、どう見えるんだろう。カラースプレー(カラフルな粒々のチョコレート)とかも、もはやスイーツのトッピングとして記号みたいになってますよね。あ、パラパラのやつだ、と。知ってるから、おいしそう。そう思ってしまうように、知ってるから、かわいい。ということもあるんですかね。それとも無条件に輪っかというだけで可愛いのかな。まぁ、たしかに可愛いです。なんですか輪っかって。生地のかたまりを、わざわざそのかたちに作ったってことですもんね。その発想とか行為がもう可愛いひとのそれなんだよなぁ。まるっこいドーナツも、そこは一緒です。生地をボテッとちぎってもいいはずなのに、コロコロまるめたひとがいるわけですよ。作り手のかわいい発想が、かたちとなって現れている。というか、かたちに出ている。そうやって考えると、ドーナツ売り場の見えかたが変わってきた気がします。
___ ドーナツかドーナッツか ___
ふしぎです。書きながら、ドーナツのあたらしい面が見えてきます。知ってるはずなのに、知らなかったみたい。ドーナツ、あなたってそんなスイーツだったのね。とか言いながらずっと気になってたんですが、ドーナツでいいんでしたっけ。ドーナッツって言いたくなってるじぶんがいます。ドーナッツと言ったとたんに、リズムが変わってべつの曲が始まったみたいにちがう可愛さを引き出せそうな気がしたんですね。だって、こどもが言うなら「ドーナッツ!」のほうが可愛くないですか? 跳ねてるし、間延びしてて、なんか適度にダサいですよね笑。ダサさというのは、KAWAII のせかいにおいてマイナスなことじゃありません。むしろプラスです。ちょっと抜けてたり、もたっとしてる。そのズレが可愛さを生み出していることは多々あるからです。また意外ですね。なんとなく「◯◯の可愛さについて」シリーズは3つくらいの段落に分けて書いてみてるんですけど、最後に出てきたのは名前(呼びかた)のもんだいでした。
さて、あなたはどっち派でしょうか? 好きなドーナッツの種類や、感想など、ほんと気軽にコメントください笑。待ってまーす! それでは今日も可愛い一日を〜
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