涙を流しながら買う悲しさよ
相場を張っていると,売っても売っても下がらない.そんな経験をすることがある。
空売りを覚えると,トレードが上手な人は空売りをするようになる。相場は上げ下げをするものなので,上げだけではなく,下げでも利益を得ようとするからである。
相場がある水準まで上がると,そろそろ下がるのではないかと,空売りを始めるが,どういうわけか全く下がらず,売っても売っても踏み上げられることがある。
しかも,長い間レジスタンスラインとして機能していた上値抵抗線を上にぶち抜けたりすると,さあ,大変。
空売りしていた人たちは,
「やばい!」
とばかりにこぞって買い戻しをしようとするので,さらに上がるという買い方にとっては大変嬉しい悲鳴となる。
もちろん,その反対サイドである売り方は,ひたすら涙しながら泣く泣く買い戻すのである。そうして,ものすごい火柱が上がる。
そのような火柱があちこちに上がるのを見ると,涙を流しながら買い戻す売り方の悲痛な叫び声が聞こえてくるようである。
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