投稿家になろう （カクヨム 投稿練習用です）

用語整理（城をめぐる攻防戦）

・城（ブルク）の最も重要な役割は，野盗や外国の軍隊から身を守ること

・防衛側の城は守りやすいように，天然の地形を最大限利用できるように立地条件を検討した上で，最適な場所選ばれて建設

・城をめぐる攻防戦は，基本的に包囲戦となり，防御側が有利だった

防御側の態勢

　食料品等の物資の準備

環状城壁

　環状城壁には矢狭間と呼ばれる穴が開けられており，城壁で自身を守りながら，広い角度で弓矢や石弓で敵を射抜くことができるようになっていた

胸壁と歩廊

　城壁の上部には胸壁（Brustwehr）のある歩廊（Wehrgang）があった

　壁の上部にある凸凹を胸壁から、攻撃側を狙い撃ち

城門

　跳ね橋

　落とし格子

攻撃側の態勢

　城に突入することは難しかったため，攻撃は基本的に奇襲攻撃

　しかし奇襲攻撃が成功するのは，敵に賄賂を贈り，門を開けておくようにさせることに成功した場合に限られていた

　城が奪還できなかった場合，包囲戦が始まる

　包囲戦

　　城を直接攻撃するのではなく，すべての物資の供給ルートを断ち切る

　攻城兵器

　　破壊槌

　　　移動式のフレームに，巨大な木の丸太を鎖で吊るしたもの

　　　門や壁を壊すために，丸太を前後に大きく揺さぶって破壊

　　カタパルト

　　　木製の投擲機

　　トンネル堀

　　　包囲戦が何週間も続くような場合，攻撃側は城壁の下にトンネルを掘る

戦争終結

　無（・）条（・）件（・）降（・）伏（・）は（・）め（・）っ（・）た（・）に（・）あ（・）り（・）ま（・）せ（・）ん（・）。（・）　(。-`ω-)？

　勝者は敗者の名誉と財産の一部を残し，しばし条約で縛り付ける

　攻撃側は守備側が長く持ちこたえられることに気づいたときや，攻撃を続けることよりも冬の寒さと雪による犠牲者のほうが多いと判断した時，退却していくこともあった

中世ヨーロッパの城をめぐる攻防戦 | ドイツの古城　〜歴史の旅