季節の現人神
星聖 月紺
第1話 神の誕生
ハハハハハハハ!!!ハァハァ
やっとやっと完成したぞ
俺は神を産み出したんだ
頬を紅く染め興奮した様子の男
うっすらと暗い部屋を照らすのは、四つの、円柱型の水槽に入った人の形をした
今この瞬間四季の力を宿した神が誕生したのだ
春は、癒し
夏は、体力
秋は、生命
冬は、命令
人が死のうと、愛する人が死のうと、家族が死のうと、仲間が死のうと
世界は回り季節は回る
最後に掴むのが、幸せか、不幸か...
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます