ギルドについて
ギルド(冒険者ギルド)について
冒険者の登録、ギルドカードの発行 (身分証にもなる)依頼の申請、依頼の受注そして報告、素材の買取などをしてくれます。
本部が置かれているのはアヤフローラ教国で、支部は各国の領土にいくつもあります。
ギルドカードにはレートと呼ばれる数値が記録されえおり、依頼を達成すると加算され、失敗すると減算されます。冒険者としての評価値のようなものです。0から最高999999まで表示できると言われています。
依頼書にも募集条件にレートが使われ、難しい案件ほど高い数値になります。
レートの増減に関してはゴブリンなどの低級モンスター1体につきレートが1増減するのが基準となっています。
仮にゴブリン20体討伐依頼があったとして20体討伐出来ればレートが20上昇。15体まで倒したけど途中で撤退した場合などは依頼失敗となりレートは20下がります。レート上昇には依頼の完遂が条件です。但し依頼内容と現場での食い違いがあった場合、レートの減算が無いこともあります。
レートが10000以上になったときだけギルドから昇格の特別な審議がなされます。
レベルや所持スキル、今まで討伐したモンスターの種類と数、攻略したダンジョンなどが精査され白銀の資格を持つにふさわしいかを審議するものです。合格となれば白銀のギルドカードの進呈があり、不合格だとレートを9999に戻し、そこが上限となり半年後希望があれば再審議となります。
白銀に上がれない冒険者を「串刺し冒険者」と揶揄されていますが、ほとんどがベテラン冒険者達です。 (9が4つのレートから動けないため)
○ギルドカードの種類
・レート999までは紙製で新人扱いです。(ペーパー)厚紙なので多少は丈夫です。
・レート1000を超えると鉄製になり一人前と認められます。(アイアン)
・レート5000を超えるとマカライト製 (ブルー)マカライト鉱石から作ったギルドカードは青味を帯びているので「ブルー」という愛称が付いています。ブルーを持つ冒険者が全体の7割以上を占めます。
・レート10000を超えるとミスリル製 (白銀)白味を帯びた銀色のプレートです。冒険者として一目置かれる存在です。
・レート100000を超えると 魔銀製(純度100%のミスリル)見た目は普通のミスリル製と変わらないのですが魔力を通すと黒味を帯びるので「黒銀」と呼ばれています。ここのレートを超えると2つ名を持つ冒険者がほとんどで、英雄に近い存在です。
レートに関わらず冒険者を20年以上続けていてかつ、ギルドからの信頼のある者にはドラグライト鋼製 (グリーン)のプレートが贈られます。ギルドの職員のような扱いになることから、冒険引退プレートとも呼ばれていて、ギルド側から駆け出し冒険者達の指南役を任されるようになります。
相談役も請け負っているので、困ったときは頼ってみるのもいいでしょう。
ちなみにギルド内で働く人には銅製 (カッパー)のギルドカードが与えられ、ギルドマスター以上の位になると金製 (ゴールド)になります。
レート1000になるまでに4割は金欠や大怪我などで引退、2割は人間関係が拗れて退場、1割は死亡や行方不明、冒険者として残るのは3割程度となっています。なので新人のギルドカードは紙製で十分とのことです。
ギルドの受付嬢は美女と相場が決まっています。冒険者の中には荒くれ者もたくさんいるのでそいつらをなだめるためには美女が一番効果的と証明されているためです。
受付嬢は基本的にガードが非常に堅く災害級モンスター並と言われています。暴れんボウなライバルも多いので、攻略組に仲間入りするのであれば心してかかりましょう。 受付嬢が冒険者と結ばれる確率は50%らしいので諦めないことが肝心です。
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