三話

う、うお…



よかったあああ!らいぞーおお!

にゃあ!にゃああ!



わかったわかった、クロ。

猫か人間かはっきりしろ…

ありがとうな。



らいちゃん…



ん?ヴァーヴもありがとうな。

らいちゃんか…気持ちわり…



な!もおお言わない!



ハハハ…

悪かったな…

クロがまた治してくれたのか?



うん!頑張ったよ!



ありがとうな。

にゃああ!にゃうにゃう!

ハハハ。



なあ。ヴァーヴ。

話がある。



理解したようですね。この世界を。



ああ。

格を上げる。

協力しろ。



はああ!

クロ様に言われてやるならともかく!

あな…



頼む。



ヴァーヴ?

お願い。



ク、クロ様に言われたら、断れませんが…



やったああ!

ヴァーヴ大好き!



…う…えへへ…可愛いなあ…クロ様…

は、はい。お任せを。



ありがとうな。ヴァーヴ。



お主は痛みを我慢出来るかの?

格を上げると云うものは、痛みを我慢する…

それを己に変換する、と言う事じゃ。


分かるかのう。


長い説明になるが…

お主なら、特別に妖精の茶葉を発ててやろう。


旨いぞよ?




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