第2話 保護者
2日目 4時18分
「マヨネーズを飲んでみよう」
クリアボーナス:600ポイント
コメント:
マヨネーズ単体で食べたのは初めてだった。
ブロッコリーが欲しい。
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A太にB助失踪の調査を頼まれた。
A太を通してB助の友人に話を聞いたが、B助の行方について参考になるような話はなかった。
そこで、A太がB助の保護者の連絡先を知っていたので、A太と一緒に話を伺いに行くことにした。
B助の実家に向かうと、中からB助の母親が出てきた。
B助の母親は、かなり憔悴している様子だった。
以下にB助の母親との会話を記載する。
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B母:
いらっしゃい。わざわざありがとうね。
野菜・A太:
お邪魔します。
B母:
B助のこと調べてくれてありがとうね。
警察ももう失踪として処理しちゃったから。
机の上には、B助を探すために作成したであろう大量のチラシが置いてあった。
野菜:
B助に最近変わったこととかなかったですか?
B母:
それがわからないのよ。
あの子、一人暮らししててあんまり連絡もしてこなかったから。
A太くん達から、「B助知りません?」っていう連絡をもらってからLINEしようとしたらB助のLINE消えてるし、私もよくわからなくて。
私が何かしたのかしら。
もっと話を聞いてあげたらよかったのかしら、、
う、、うう、、うううう、、、、、
B助の母親はそう言うと泣き崩れてしまった。
A太:
お母さんは悪くないですよ。
B助もお母さんのことを「いいお母さんなんだよ!」って褒めてましたし、お母さんが悪いってことは絶対ないと思います。
B助がどうしてるのか調べるために、野菜くんも今頑張ってくれてますし、諦めないで頑張りましょうよ!
野菜としてはプレッシャーである。
B母:
A太くん、野菜くん、ありがとうね。
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B助の母親に話を聞いたが、B助は頻繁に連絡をするタイプではなかったらしく、友人から聞いた話以上のことを得ることはできなかった。
また、A太に、何か新しい情報はなかったか聞いてみたが、「SNSで情報を募ったけれど、新しい情報は何もなかった。」とのことだった。
今のところ、手がかりになりそうなものはB助が行っていた謎のミッションをこなすゲームのみである。
どういったゲームかを知りたいが、B助は失踪する前に、SNSを消しているため、調べることができなくなっている。
ネットで調べても情報がないので、ダメ元ではあるが、このゲームに絞って、SNSで情報を募ることにした。
今回はA太とその友人、そしてそこまで交流はなかったが、野菜のインスタグラムにも情報を募る投稿を行った。
すると、野菜のDMに一件だけ反応が来た。
それは、B助とも野菜とも顔見知り程度の人物だった。
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野菜、突然連絡してごめん。
今インスタに載せてるやつ俺スクショ持ってるから送ろうか?
できればこのことはB助の友達とかには内緒にしてほしい。
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スクショとは、スクリーンショットの略称で、スマホの画面を画像として保存する方法である。
内緒にしてほしいとのことだったのでHと仮名で呼ぶことにする。
Hに、カフェで詳しく話を聞いたので、以下に記載する。
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野菜:
連絡してくれてありがとう。
HってB助たちと仲良くないよね?
なんで、スクショ持ってたの?
H:
いや、あんまり良くないことっては思ってるんやけど、俺B助たちのことあんま好きじゃなくて。
なんかチャラチャラしてるのとかね。
それで、一応インスタはお互いフォローしてるから見てたんだけど、B助がゲーム?の写真載せてたのを見て、これでお金もらえるって絶対詐欺やんって友達にスクショしたのを送ってバカにしてたんよ。
B助の友達とかには言わないでね。
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Hはただ、B助を友達とバカにするためだけにスクショをしたとのことだった。
Hのやったことは褒められたことではないが、スクショを得ることができたので、Hに感謝した。
スクショを送ってもらったところ、B助は、”レヴィアタン”という名前のゲームを、行っていたようであった。
以下にHからもらった、”レヴィアタン”のスクリーンショットを記載します。
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レヴィアタン
B助さま
シルバークラス
ミッション:未登録(次のミッションをお待ちください)
ミッション31日目突破!!
特別ミッション:なし
32日目のミッション成功率:73%
ゲーム参加者数:5,231人
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”レヴィアタン”についてネットで調べてみましたが、何も情報は出てきませんでした。
おそらく、一般的に配信されているゲームではなく、独自に作成されたゲームであるため、情報が出回っていないと思われる。
また、SNSでこの”レヴィアタン”について知っている人がいないか、情報を求めてみたと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
野菜
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