第9話

 部屋で、その子が連れて来られるのを待った。

 その子が部屋にやって来る。

 実は欲望に任せるままだったので、その子の顔すら覚えていなかった。なかなか可愛い子だった。

 だが、そう思ったのもつかの間、凄まじい性的欲求に支配される。

 もう、この子以外考えられない。

 そうして、この子と交わりを始めたのだった。永久の婚姻。交わり。


終わり

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