第11話 11日目
Tarzanで知ったのだが、力士のお腹の脂肪の下は腹筋がしっかりついているらしい。だからなんだって話なんだけど。無いものは証明出来ないわなって思ったの。いや、もちろん力士は、トレーニングめちゃくちゃしてるのは把握しているし、あのバキの作者の板垣恵介さんも力士の最強さについて語られているから、脂肪の下にはしっかり腹筋があるんだろう。かといって、『俺の脂肪の下にはシックスパックの割れた腹筋があるんだ!』と言う力士は素直に見苦しい(そんなことを言う力士はいないが)他人に『嘘つけ』と言われ、『ホンマにあるんじゃあああああ』とキレられたところで、見えないものは証明できない。まだ力士は腹筋があるのは分かるとして、ただの何の運動もしないデブが脂肪の下には腹筋が割れていると言ったら、それこそ嘘つけである。だったらオレだって、脳ミソは人よりデカいと言ってやる(なんだそれ)まあそれに凄く近い話で、昔むかし、それはワタシが小学生だった頃。ノストラダムスの大予言が流行っていて1999年には完全に世界が滅亡することを信じ切っていた頃。ちなみに五島勉さんの『ノストラダムスの大予言』シリーズ全作持っていて、毎晩目を通していた。そしてその中に、ある日本人の少年が滅亡を救う一文が書かれていて、それが完全に自分のことだと思いこんでいた(な、なんだってー!)で、では、1999年に本当は滅亡していた世界を救って、今の2023年という平和な期間を産み出したのか貴様は?貴様なのかー? はい、そうです。ワタシが変なオジサンです(笑)誰がどう見ても200%危ないオジサンだと揶揄するであろう。逆に誰がそんな奇特な話を信じるの?日々の仕事に疲れ切ったオジサンの戯言を誰が信じるの?だいたいアンタ、1999年 何してた?しかも少年ではなく24歳のいい大人だ。結果として、1999年、7月にアンゴルモアの恐怖の大王は、空から降りかかることもなく、平々凡々とした日常のままで、ノストラダムスは大嘘つきとして、伝説を残すのであったが……… 実は!本当は!人類の皆様が知らないところで、最大の危機が訪れていたのですー(な、なんだってー!)小惑星だか隕石だかよく知らないけど、そういったモノ的なやつが地球に衝突する寸前だったのですー。それをワタシが払い除けたのですー。どうやって?念力でですよ。だってワタシは選ばれた存在。選ばれし者ですよ。『ムウ』もビックリの新事実!実はノストラダムス戦慄の啓示は当たっていて、日本人の男性が未然にそれを防いだだとー!(な、なんだってー!)馬鹿丸出しの妄想ですが、一万歩譲って、これがまあ事実だとしましょう(笑)で? 今更、こう言うことを言ってどうして欲しいの? いや、だからね、今の国民の皆さんの平穏無事は、いわばワタシのおかげなのよ。ただワタシがそれを言わなかっただけ、言うだけおこがましく感じてしまう。謙虚と言いますか 実るほど頭を垂れる稲穂かな。決して偉ぶらず、黙して語らず(今語っとるやないか)だからね、まあ少しは有り難く感じて欲しいかなって思っちゃう(全然謙虚じゃねーわ)結局感謝されたいと言いますか 崇めて欲しいと言いますか(崇めて欲しいんかい)まあワタシが未然に地球の滅亡を防いだことは悲しいけど証明されないんですよコレが。無いものは証明出来ないでしょ?つまりはそういうことです。お前は怪しい新興宗教団体の教祖さまか?本当に謙虚と言うならドラゴンボールの孫悟空を見習え。リアルに地球を救って、Mr.サタンに手柄を譲る。これこそが謙虚だ。『アルマゲドン』のブルース・ウィリスのように小惑星を爆破しにいくなら分かるが、言うに事欠いて念力である(笑)エスパー伊東もビックリだ。ホンマにオレが地球を救うたんじゃああああああああ なんで誰も信じてくれへんのじゃああああああああああ (危険人物がいます。速やかに警察を呼んでください)本日未明に○○市にて、地球を救ったと妄言を吐く男が逮捕されました。男は取調室で繰り返し、何故信じてくれない?と語り込んでいる模様です。まあ平たく言うとこういう話である(長いわ)さて、正気に戻ったところで(笑) GW二日目、朝食はオニギリ、プロテイン二種類、お吸い物。ジムへ向かう準備。ジムへ出発。ノーマルベンチプレス200回とノーマルデッドリフト200回45キロローイング30回と23キロショルダープレス10回3セット25キロヒップアディクト40回ランニング10キロ 今日はこんなモンで許しといてやろう。夕食はサラダチキン丼の予定疲れ切ったなで、先に投稿しておこう(笑)
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