2023/05/08 キャラクターが勝手に走る!

小説を書いていると、「キャラってめっちゃ大事じゃん!」って思います。


よく「キャラかストーリーか、どっちを取るか?」って話があります。昔はストーリー派だったのですが、今ではダンゼンキャラクター派です。

良いキャラクターが思い浮かぶと、自然とストーリーが生まれるんです。俗に言う「キャラが勝手に走る」現象です。皆様は体験したことありますか? 

私は体験したことあります。いや、マジで走るんすよ。私の作品「おやすみ、メメ」でそれは起きました。4人の女の子がメインキャラなんですが、まぁ4人とも好き勝手に走る走る。主人公のメメはとにかく身勝手すぎてついていくのに必死でした。追いかけているうちに、10万字を書ききっていたのは本当に不思議な体験でした。


しかしキャラ先行型だと物語がめちゃめちゃになってしまうので、今はストーリーから小説を作ることが多いんですが……やっぱりキャラは走りませんね。

ストーリー先行型だとキャラクターを活かす場面が足りないんです。登場人物に願望だの葛藤だのを付けても、ストーリーに翻弄されるだけでキャラを活かせない。

良い主人公が物語を動かすパワーがあるように見えるのは、主人公というキャラが自分に合うストーリーを自ら作っているからだと気付きました。頭のいい作者はストーリー先行型でもキャラを後付けできるのでしょうが、私は頭が悪いので無理です。なのでおとなしくキャラクターから作ります。やっぱりキャラ先行型じゃん!


これから私の作るキャラクターたちに、いっぱい走ってもらいたいものです。

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