第5話

 ボクは防音室でギターを掻き鳴らしながら、思った。

 この音楽、コピー演奏してみよう。


 コピー演奏しても最高だった。

 自分の演奏のことではない。

 アイツとソイツの音楽がだ。

 さらに、アイツとソイツの音楽にボクはのめりこんで行った。

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