2023年5月4日(木) ミドリのヒ

 緑色の炎があちこちで揺らめいている。または空から降り注ぎ、モンスターたちを焼いていく。不思議なことに、僕たち人間が触れても大丈夫な炎だった。熱くもなんともない。


 緑。


 ああ、そうか。

 今日は本来なら『みどりの日』だった。

 みどりの火……単なる誤変換と思われるものだが、それはこうして現象として顕現している。


 GWグレート・ウォールも残すところあとわずか。ようやく終わりが見えてきた。


 ──巨大な何かが見える。


 何が待ち受けようとも、皆で乗り越えてみせる。


 僕は、ペンを強く握りしめた。

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