4月3日
新千歳空港へのフライト予定で成田空港に向かう。
ターミナル2からターミナル3までが数百メートルあって遠い。途中、不思議な側壁をしたエスカレーターを使う。ターミナル3までの距離が少しずつ減っていく。旅が始まるようで、ワクワクする。機内食で焼きそばを食べた。
新千歳空港からJRで札幌駅に向かう。針葉樹林を見て、北海道に来たのだと実感する。まだ見ぬ大地は既知のものに。千歳の風景は牧歌的だ。札幌に着くと、アイヌ男性を模した像があった。荷物をコインロッカーに入れ、地下鉄で移動をする。
西18丁目で地下鉄を降りた後はタクシーで大倉山へ。長いエスカレーターを使い、リフト乗り場へと上がる。雪がまだたくさん残っていた。太陽からの照り返しが眩しかった。リフトから見える斜面、そしてスキーのジャンプ台の勾配はそうとう厳しい。スキーの選手はこんな斜面に着地していたのかと知る。空気が涼しくて気持ち良い。リフトを降りた後は展望台へと上った。
展望台からは札幌の街がパノラマに見えた。一ヶ月くらい前に感じたような風が吹いていた。白い街だった。青い空だった。そのグラデーションが、そのまま札幌だった。
リフトで下った後は、オリンピックミュージアムへ。中には各種スポーツを疑似体験できるアトラクションがあった。やってみた。スピードスケートの疑似練習で頑張りすぎて首を痛めた。ミュージアムを出たところで「くらやん」というキャラクターがいたので写真を撮った。屋外に行き、カラスとたわむれたところで帰路につく。タクシーを呼び、そのまま札幌へと戻った。
札幌の大丸でビュッフェを食べた。外国人観光客が順番ぬかしをしてくるので苛立った。ソフトクリームに、ハーシーのチョコソースを三重くらいにかけてやった。チーズ入りのハンバーグと揚げパンと天ぷらそばが美味だった。ちなみに揚げパンにもハーシーのチョコソースをかけた。
すすきのの、夜の街を縫ってホテルへ。キャバクラやホストクラブが並んでいる。客引きは少ない。ホテルは和室だったが、古い感じがした。「ペンギンハイウェイ」の映画を観て寝た。ペンギンハイウェイを観るのは、三回目だった。
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