第7話

 突然の出来事に衝撃が走った。

 紅白で、アイツとソイツの活動休止が発表されたのだ。

 寝耳に水だった。

 初めはなにがなんだか分からなかった。が、意味を理解すると、身体中に衝撃が走りまくった。

 信じられなかった。

 そんな素振り一切なかった。

 本当に突然過ぎて、心が追い付いていかなかった。

 でも、時は残酷。3月で活動休止。あと3ヶ月で活動休止。

 その3ヶ月はあっという間に過ぎた。

 閃光のように早かった。


 活動休止から数ヶ月後、あたしにとって朗報が舞い込んで来た。

 アイツがバンドを組むと。

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