第3話

「はぁ。真司君に会いたい。だけど今月もうお金ないのよね」

 愛はため息をついた。

 とりあえず愛は、ポストからたまった郵便物を取り出して、確認するのだった。

 無記名の封筒を開けて文面を見ると愛は、眼を飛び出させた。

「賞金1億円の人生すごろくゲームに参加しませんか?」

「嘘!?」

 何度も見返しだが、間違いない。愛はその招待を受けるのだった。

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