第4話

 アイツとソイツは疾風の如く、音楽界を席巻していった。

 矢継ぎ早に出すシングルは次々とスマッシュヒットを飛ばした。

 勿論、発売される度にシングルを購入した。

 どの曲も良かった。

 即、カラオケで練習した。

 もうこれ以上ないアーティストだった。

 唯一無二。

 しかし、突然終わりはやって来た。

 初出場の紅白で、アイツが活動休止宣言したのだった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る