第4話 10月6日7時20分

昨日の天気予報は外れ、見事な青空が広がっている。


荷物を置くため、教室に向かう。


3年7組。1階の一番端のクラスだ。


荷物を置くだけだし、窓から入ろう。


しかし朝早くで窓の鍵が閉まっていた。


仕方なく正規ルートを使う。


ここに来るのだってあと半年もないのか。


そんなことを思い、ドアのそばで立っていた。


ふと窓際を見ると、てるてる坊主が3体並んでいるではないか。


昨日は確かに2体ずつ吊るしたはずだ。


誰が作ったのかわからないが、晴れたしまあいいか。


急いで校庭に向かった。

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