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  • テレビ局の怨霊への応援コメント

    初めまして。
    この度は『あなたの作品を勝手に分析します』企画にご参加いただき、ありがとうございました。主催者の島流しにされた男爵イモです。

    さて、本作は不穏な空気とともに始まり、紆余曲折を経て最後は綺麗に締め括られていたという印象です。話のテンポも良く、ホラー演出にも趣向が凝らされていたことがわかります。最後のオチは思わず笑ってしまいました。全体として緩急のある、面白い作品に仕上がっていたかと思います。余談ですが、この物語は完結済みということでよろしいのでしょうか。あまりに話が綺麗にまとまっていましたので。もし完結している場合は「ワークスペース」から作品の編集画面に移動し、「小説設定」を編集して「完結済み」にチェックを入れることをオススメします。

    続いては気になった点を述べていきます。
    これは二つあり、どちらも技術的な部分です。一つは「」の活用について。「」を使わずに地の文で台詞を書く手法は多くの作品で使用され、本作もその例に漏れないかと思われます。ですが、長い台詞を地の文として書くのはときに読者の混乱を招きます。本作で例を挙げるならば、冒頭の盲目のギタリストの自宅を訪問する場面ですね。地の文には状況や心情を説明する役割があるので、台詞と合体してしまうと読解の負担になる印象です。長い台詞は「」の中に入れるのが無難かと思われます。

    次は書式ルールについて。ようは小説を書くうえでの基本的なルールです。本作は「改行後の一字空け」がされておらず、「」内での改行や句読点のばらつき、三点リーダー(……)の代わりに読点が使われていることなどが確認されました。趣味の範囲であれば、こうした細かいルールは無視して構いませんが、取り入れる利点も少なからずあります。簡単な話、整然とした雰囲気が出ます。それだけで読みやすくなることもあるので、書式を統一されることも是非ご一考ください。

    最後にちょっとした誤字報告などを添えて。
    一つ目、テレビ局跡地に行員らが潜入する場面。一部抜粋「ビルの玄関に入って二階会談に上がろうとする、」 会談→階段
    二つ目、テレビ局の概要についてやり取りをする場面。一部抜粋「電波塔の下のビルに本社機能を映していたのですが、」 映していた→移していた
    三つ目、同じくテレビ局の概要の場面の続き。一部抜粋「海外のジャス演奏家や有名歌手を……」 ジャス演奏家→ジャズ演奏家 ジャズの旧名だとは知っていますが、人によっては誤解を生む恐れがあると考えられます。

    それでは、長々と失礼しました。
    少しでも作者様の執筆活動のお役に立てたのなら幸いです。

    作者からの返信

    ありがとうございます、ほんま助かります、
    いままで20年ほどぽちぽち書いて溜まってきたのを
    他人に読んでもらうのは初めてでして、
    感想も嬉しいですが、書き間違いのほうも
    指摘していただき、感謝感激雨あられですわ。
    これはこれで完結してます、
    その完結、ってしらせするのどうやんのかなー?
    とは思ってました、他のもやってないのでして。

    この短編、簡単に書いてた文章をここに貼りながら
    付け足ししたので、もうちょっと詳しく描こうかなと
    思ってたところでして、ほんとすんません、
    男爵イモさん、親切な人ですねえ。
    いい人なんでしょうねえ、
    私より賢いうちの妻に読んで直してくれって言っても
    読んでくれんのんですわ~。(笑)

    他の短編もきちんと直していきますー。