第6話 間違い1
Bさんから謎に怒られ、Aさんの契約を満了した後、そこそこ実績が残ったせいか、応募メールをすると返事が来るようになりました。
やはりというかなんというか、クラウド〇ークス、ラン〇ーズの2サイトは実績が物を言いますね。
初心者=メールの返事をする時間すら惜しいから相手にしない
という考えの方がたくさんいらっしゃる証拠なのかな?
だったら、募集要項に「経験者のみ」って書けばいいのに…
なーんて思いつつも、数件応募をしたところ、1件すぐに採用されました。
が!ここでやらかした私…
「ここにメールしよう」と決め、メールを投げる
→応募しようと思っていたところとは、違う方(C)に応募してた
→依頼が来てからおかしいと気が付く
→よく見ると、Cの1つ上の方に応募しようとしてた
断るわけにもいかず、『実績作りのため!』と考えを改め(開き直り)、詳細を聞くことに。
Cからの依頼は、TVアニメ(バトル系)の登場人物紹介動画だったのですが、見たことのないアニメのタイトルを言われ、「なんじゃそりゃ」状態。
しかも、『味方サイドではなく、敵サイドを3分以上の動画で紹介してください』。
20本1セット2000円、途中放棄した場合、支払いはしない。
すべての動画を納品した後、金額は修正します。とのこと。
敵サイドって誰? 金額の修正? 最初から修正しとけばいいじゃん。
よくわかんないんだけど…
原稿、画像等はあるのか聞くと、1件分の素材が送られてきました。
なぜ1件分?と思いつつも、さっさと作業をこなし納品。
納品メールに「次の素材、お待ちしております」と記載したのですが、
帰ってきた返事には「次の素材はありません。すべてやってください」と…
つまり、紹介するキャラの選定からタイトル、ライティング(記事は別途、個別ファイルに記載)から画像収取、作成まですべてやれ。
画像、BGMは引用先のURLを別テキストファイルに記載し、動画と一緒に提出しろ。とのこと。
めっちゃやること多くない? でも単価2000円だからそれくらいやるものなのかな?
相場も、適正金額もわからず、言われるがまま作業をしていたのですが、敵サイドの基準がわからないので交渉開始。
「せめて動画にするキャラ名だけリストアップしていただけませんか?」
「わかりました。では、すでに1本完成してますので、4件はこちらで準備します」
…5件だけ?
1セット20本よね? 5件? 残りはこっちで準備しろと? まじかよ…
そう思いつつも、リストアップされたファイルを待ってました。
つづく
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます