第2話 第一の壁
手ごたえを感じた後、登録していた2サイトを見る。
どれもこれも金額が安い。
けど、編集初心者だし、実績を積むためと思えば、安くても仕方ない。
目に留まった募集内容に応募する。
当然、すぐに返事が来るわけもなくしばし待つ。
待っている間はタスク(単発の仕事)に掲載されていたアンケートやライティングを熟していく。
が、1週間たっても返事が来ず、やっと「メールが来た!」と思ったら
『応募した仕事の掲載期限が過ぎました』
「なんか一言あっても良いんじゃ?」
そんなことを思いつつも、再度募集内容を調べると、同一人物が全く同じ内容で募集をかけていることが発覚。
「この人、募集はかけているけど、採用する気はないんじゃないのかな…」
素朴な疑問を抱きつつも、他の募集に応募する。
またしても返事がない。
この返事がないパターンが一番厄介で、他に応募していいのかわからない。
もし万が一、両方採用されてしまったら、作業に追われ、家事がおろそかになるどころか、育児に差し支える可能性もある。
「どうしたものか…」
そうこうしているうちにメールが来た。
『応募した仕事の掲載期限が過ぎました』
「ですよねぇ~」としか言えませんでした。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます