モンスター

< モンスターについて >



脅威度によってモンスター達はランク分けをされていて、

  < SS、A、B、C、D、E、F、G >



・ 脅威度の低いGランク、このくらいのランクだと上手く共存関係を築き、人里で暮らし  ているモンスター達も多くいる。



・ モンスターランクは、その強さではなく人型種への脅威度によって分類されている。




・モンスターランクが高い者ほど魔素が濃いところを好む



【 モンスター避け結界 】があげ玉のようなGランクモンスターには殆ど発動しない事から、体内で存在する魔素量が高ランクモンスターほど多いからでは?と一応は考えられている。






〈 瘴核(しょうかく) 〉


モンスターの心臓部に当たる部位。


非常に高いエネルギーを秘めている為様々な用途に使える。


一般的に小さな宝石の様な形をしているが、強い個体ほど大きくエネルギー量も大きい



瘴核は傷が無くても勿論使えるが、傷が無い方がエネルギーが外に漏れないため純度が高い魔導具作成ができる。










< ユニーク個体 >


モンスターの中で稀に存在する明らかな違いを持つ個体のことを言うそうで、例えば飛び抜けて知能が高かったり、やたら強かったり、種族によってはまるで人型種のスキルの様に特殊な能力を持ってたりと多種多様な能力をもっている






< 災害指定モンスター >

人をおそう危険なモンスターの場合、すぐ通報義務があること




災害級とはそれこそあの我が国が誇る最強軍団の騎士団や最高ランクの冒険者や傭兵達が時には大軍団を結成して取り組む大事件。





< 公害指定モンスター >


個体の強さとしては驚異ではないが、存在することで自然や人の生活に多大な被害を及ぼすモンスターの事。





< ランク越えモンスター >


低ランクにも関わらず実力自体はソレより上というモンスターの事









【 ???ランクモンスター 】



< ブラック・ドラゴン >



体長20m程の龍型???ランクモンスター。


黒い体表はいかなる物理、魔法攻撃を通さずダメージを与える事は不可能。



また大量の魔素、そして体内に ” 媒体 ” を通して取り入れた酸素量が多いほど多くの能力を持つため攻撃方法はまさに無限大。


精神、デバフ攻撃なども多数扱う事ができる上、全異常耐性を持っているためほとんどの攻撃は無効。



更に最強属性の ” 呪い ” 属性も自在に操る事が出来るため、人の地に降り立った時は ” 天の裁き ” であるとされ ” 神話級モンスター ” に指定されている。







( 種族 ) ブラック・ドラゴン


( 名前 ) 該当なし 


( ユニーク個体名 ) 【 呪死のブラックドラゴン 】


( モンスター資質 ) 【 黒呪龍 】




< 歌う絶声 > 固有スキル



一定以上の苦痛を与えられ命を落とした者達の怨念を呪い属性の力に変換し相手に呪いをかける特殊攻撃スキル。


回避は不可、命を奪ったものの人数が多いほどその痛みは強くなる。


黒い霧の中、その怨念の声が聞こえ続け体内を徐々に壊していく遅行型の呪い。



(発現条件)


一定人数以上、” 生 ” を奪うこと


一定以上の苦痛を与え命を奪う事。






< 別れの決断 > 固有スキル



体を構成している各部位が全て分離する解体系特殊スキル。


対象は皮、筋肉、脂肪、骨など体を構成する全てを分離、解体する事が出来る。


白い霧状で回避は不可能



(発現条件)



一定回数以上生物を生きたまま解体すること


一定以上の苦痛を与えてから ” 生 ” を奪うこと






【 SSランクモンスター 】













【 Sランクモンスター 】











【 Aランクモンスター 】



< アサシン・ワーウルフキング >


アサシン・ワーウルフの群れの頂点に立つAランクモンスター。


毛並みは黒く、普通の個体では使えぬ風魔法を駆使しつつ更に高い知能も使って複雑な攻撃を繰り出してくるため討伐は非常に困難。


一度暴れれば、街はひとたまりもない程の被害が出ることから国指定災害級モンスターに指定されている。





< グレイド・ワイバーン >


体長5m~のワイバーン型Aランクモンスター。



性格は獰猛で非常に好戦的なため人の姿を見かければ直ぐに攻撃し、一頭でも小さな村や街なら一瞬で全滅するほど。



大きな翼で空を自在に飛び回り空から物理、魔法攻撃を同時に仕掛けてくる。


パワー・スピード・体力値、全てずば抜けており、更には高い物理耐性と魔法耐性を持っているため生半可な攻撃では傷一つつけられない。


それに加えて、知能も非常に高く集団で襲ってくる場合はチームワークを組んでくるので危険度は大きく跳ね上がる。



国指定災害級モンスターの1つ。












【 Bランクモンスター 】


・Bランクなど並の傭兵が束になってかかっても一瞬で殺されるほどの実力をもつ高ランク モンスター



< オーガ >



体長5mほどの人型Bランクモンスター。


筋肉質な肉体と圧倒的なパワーを持ち、一撃で街が吹き飛んだ事もある。


物理、魔法攻撃に高い耐性をもち、状態異常耐性も持つため討伐は複数のパーティー推奨。


オーガはとても凶暴かつ残忍で、一度暴れれば小さな村など簡単に全滅してしまうBランクモンスター、しかもそれが複数体ともなると依頼レベルとしてはSランクを超える。




< アサシン・ワーウルフ >



体長3~4mの半狼半人型Bランクモンスター。


鋭い爪と牙を持ち、高い物理攻撃力とスピードを駆使し人を襲ってくる。


その際全く気配を感じず気がつけばやられていたという事が多いためアサシンの名がつけられた。


また群れで暮らす際、人の住むような集落を作り王政を築いている事から知能もトップレベルで高い。


依頼難易度はSランクに相当


毛並みは黒に近いダークグレー








< 地震モグラ >



体長5~10mほどのもぐら型Bランクモンスター。


土魔法に特化していて非常に強い土属性魔法と地震や地割れを起こすことから、近くに人の集落があった場合全滅してしまう事がよくあるため見かけたら直ぐ通報する義務がある災害指定モンスター


土の中を自由自在に動き回りスピードは非常に早く、モンスターを発見する前に一撃でやられてしまう事も・・


討伐は困難であるが、その肉は臭みがなく美味であるため討伐依頼は多い。






< 暴食ベアー >



体長10m~15mほどのクマ型Bランクモンスター。


とにかく攻撃性が高く、人の姿を見つけるとすぐさま襲ってくる事から見かけたら直ぐの通報が義務付けられている災害指定モンスターである。


鋭い爪と高い体力値、攻撃値、防御値、そしてあらゆる耐性を持っているため討伐は大人数が基本。


スピードもかなり高く、前衛が崩されればあっという間に後衛は全滅する。








【 Cランクモンスター 】




< ブラッティー・ウルフ >


赤い血のような毛並みに口から大きく飛び出た2本の牙、危険ランクが極めて高     く、もし討伐するとすれば1頭でも最低中隊レベルの戦力が必要なモンスター





< ゴブリン・キング >


体長3mを超える人型Cランクモンスター。


ゴブリンを率いて時に堂々と人間の集落を襲う事もあり、非常に攻撃性の高い獰猛な性格をしている。


大剣や巨大斧を使い圧倒的パワーで物理攻撃をしてくる上、高い体力、防御力、更には物理攻撃耐性( 大 )と魔法攻撃耐性( 小 )を持っているため集団での討







< 大岩ブタ・キング >


体長5mほどのブタ型Cランクモンスター。


硬い表皮に覆われ、物理系攻撃耐性( 大 )を持ち、雷・風属性の魔法に関して高い耐性を持っている。


突進攻撃はスピード、パワー共に非常に強力で、ジグザグに走ってはかなり広い範囲にその衝撃波が飛び広がるため遠方魔法射撃による討伐が推奨される。





< モーニング・スターベア >



体長5mを越える熊型のCランクモンスター


両手はしゃもじの様な形をしていて沢山の棘がついていることからそう命名された。


攻撃に非常に特化していてその手から繰り出される凄まじい威力の物理攻撃は、一振りだけで辺り一帯が吹き飛び、戦闘職の兵士でも一撃で即死するほど。


性格は人に対し非常に好戦的かつ凶暴で、姿を目にすると直ぐに捕食モードへ移行する。


一度このモードに入ってしまえば獲物を殺して食べない限りは落ち着かないため慎重な対応が必要である。



モーニング・スターベアの棘手は栄養たくさん凝縮していて美味しい







< スライムの始祖 >


スライムと外見は全く同じのユニークCランクモンスター。


無限にスライムを生み出しては、命令し自在に操る事もできる。


またあらゆるバフをそのスライム達に掛ける事もできるので、討伐する際は大量の強化スライム達を倒す必要があるが、数が多い上に外見からもどれが本物か分からないため討伐は困難。









【 Dランクモンスター 】



< ノーフェイス・ネオウルフ >


体長5mほどの狼型Dランクモンスター。


顔に黒い仮面をつけているのはノーフェイス・ウルフと同様だが、パワー、スピードともに圧倒的な強さを持つ。


さらにノーフェイス・ウルフの群れにこのノーフェイス・ネオウルフがいる場合、群れを1つの個体としてその全司令塔の役割を果たすため討伐難易度は大きく跳ね上がる。









【 Eランクモンスター 】


< サンダー・バードルー >




体長10mほどの鳥型Eランクモンスター。


大型のモンスターを主食とするため、空から鋭い爪で電光石火の攻撃を仕掛けてくる。


胸元に生えた大量の毛を媒体に雷属性の攻撃を繰り出してくるため注意が必要だが、胸元毛は非常に柔らかく、クッションなどの材料として高値で取り引きされる。




< ゴブリン >



体長50cm~1m程の人型Eランクモンスター。


知能はやや高く群れなどの集団で行動し、武器を駆使して人間を襲ってくる。


一匹では大した事ない強さではあるが、集団で来た場合討伐難易度は跳ね上がる。


またゴブリン・キングと共に現れた場合は更に上がるため注意が必要。




< 大岩ブタ >


体長5mほどのブタ型Eランクモンスター。


硬い表皮に覆われ、物理系攻撃耐性( 小 )を持ち、雷属性の魔法に関して高い耐性を持っている。


突進攻撃はかなり強力だが真っ直ぐにしか進めないため回避はしやすい。




< ノーフェイス・ウルフ >



体長2mほどの狼型Eランクモンスター。


顔に黒い仮面をつけておりそのせいで攻撃パターンが読みにくく、更に個体での生存欲求は低いため相手がどんな強者であっても一度ターゲットにしたものをどこまでも食らいついてくる。


単独の強さはイマイチだが集団となれば危険度は一気に増し、統率された動きで敵を追い詰めていく。






< ブタ鼻・ライオン >



大きなブタの鼻と顔の周りに生える立派なタテガミが特徴の体長10m程のライオン型Eランクモンスター。


鼻が効くため一度獲物と認識するとその匂いを辿りどこまでも追いかけてくるため縄張りに近づかない様注意。


硬い体表に岩をも簡単に粉砕する鼻により体当たりされてしまえば命はない。


物理耐性( 小 )をもつが火属性の攻撃が弱点。






< ナメクジ・ミミズキング >



ナメクジ・ミミズが集合し融合することで誕生する融合型Eランクモンスター。


体長は集まったモンスターの数だけ大きくなるためまちまち。


頭についた触覚がトゲトゲしていて王冠の様に見える。


粘液の酸性度は上がり、まともに喰らえば溶かされてしまうため注意が必要。


本体の動きは遅いが、粘液攻撃に加え無数の触手を伸ばし獲物を捉えてから溶かそうとするので捕まってしまえばジ・エンド。


体表の粘液により物理攻撃耐性を持ち生半可な攻撃はツルッと弾かれてしまうが、火の属性攻撃には弱いので魔法攻撃が有効。










【 Fランクモンスター 】



< 夜人蝶 >



体長10cmほどの蝶形Fランクモンスター。


夜行性でその鱗粉に毒を持つ。


蝶の羽が人の顔に見えるのが特徴。





< 泥とげカメレオン > 



カメレオン型Fランクモンスター。


普段は泥の中に潜み、自身のテリトリーに侵入してきた獲物を襲い捕食する。


そのテリトリーにさえ入らなければ襲ってこないため比較的危険度は低いが、大きく膨らんだトゲトゲの尻尾の一撃は非常に危険で、並の兵士なら即死する事もある。






< ヘッド・ハンマーモグラ >



体長20cm~30cm程のモグラ型Fランクモンスター。


頭の形がハンマーに似ている事からその名前が付けられた。


人に対し攻撃性はほぼ無く危険性は少ないが、動きは素早くパワーもあるため討伐はランクの割には困難。


畑に住み着き野菜を食べてしまう事から農家では天敵といえる存在だが、攻撃しようとすると直ぐに土の中に潜り込み、更に頭のハンマーを地に叩きつけ地割れを起こしたりするためその被害は甚大なものになることがある。




ランク越えモンスターに該当するモンスターで、草食で人を襲う事はしないが単体の能力は非常に高くFランク指定となっているが強さでいえば下手をしたらDランク。



それがもし団体さんでやってきてしまうと畑は捨てるしかなくなる場合が多い。520


一匹銀貨5枚





< ナメクジ・ミミズ >



体長30cmほどのナメクジ型Fランクモンスター。


ナメクジとミミズの間の子の様な姿をしていて白いツルッとした体に粘着性の強い粘液がたっぷりついているのが特徴的。


その粘液性のある粘液は酸性で、自在にその酸度を変え獲物を仕留めるときはその粘液を飛ばしてくるため注意。


人に対しそれなりに攻撃性は高いが、動きは鈍く沢山浴びなければ死ぬほどではないためそこまで危険性は高くない。


ただし集団で襲ってきた場合は危険度が跳ね上がるため単体での討伐が推奨される。





< 流星コウモリ >



体長30cm程のコウモリ型Fランクモンスター。


普段は温厚で主食は木の実やきのこなどの草食で人を襲ってくる事は滅多にないが、個体の強さとしてはEランク、さらにそれが集団化するとDランク相当といわれているランク越えモンスター。


特にスピードが凄まじく早い為、空から一直線に飛んで仕掛ける体当たりはまるで流星のようであると言われている。









【 Gランクモンスター 】


< カユジ虫 >



お花を食べる芋虫型モンスター。


白いツルツルした外見から無害に見えるが、天敵から逃げる時の体当たりはそれなりに速く、たまに農家の人が怪我をする事もある。


更に刺されると5分間痒くて痒くて堪らなくなり、その痒みはだいの大人でも転がり回るほど。



春頃、プリプリと小さなカユジ虫ジュニアを大量に出産しては、空を飛ぶ鳥さんの襲撃を受けているので庭は大騒ぎ。




< チュール鳥 >



体長5センチほど、淡いクリーム色の羽をもった鳥型モンスター。


耳が非常に発達していて何十キロも先の音まで聞き取る事が出来る。




< 岩盤イモリ >



体長10センチほどのイモリ型Gランクモンスター。


とても温厚で大人しく、人が通ると石ころに擬態してやり過ごす。


ただかなりの硬さを持つため討伐するにはかなりの実力が必要。





< 綿毛てんとう >


体長10センチ程の虫型Gランクモンスター。


フワフワとした綿毛の様な体で風に乗って人生を過ごす。


あらゆる攻撃を吸収する為、討伐にはかなりの攻撃力が必要。




< クロウ >



体長10cmほどの夜行性鳥型Gランクモンスター。


真っ黒な体は夜に溶け込み見つけづらく、ポーポーという鳴き声しか聞こえないほど。


暗闇に適した進化を遂げた目は、暗闇でもはっきり見える





< トロロン・ピック >



体長5mほどの豚型モンスター。


脂身が外側に露出している為、

ヌルヌルと体表がベタつき物理攻撃耐性(小)を持つ。


性格は温厚だが、自身の餌を取られそうに 

なると粘液を吐きかけ攻撃してくるため注意。





< キラリマッシュ >



体長50cmほどのキノコ型Gランクモンスター。


赤色の大きな笠はピカピカと光り、それに群がってきた虫を食べる。


夜行性で、夜は道を照らしてくれる為、商人などのテイムモンスターとして人気は高い。






< モスキート・ビービー >


体長1cm程度の蜂型Gランクモンスター。


縄張りと指定した場所の近辺に魔力を徐々に減らす毒を撒き散らし獲物が倒れるのを待つ。


解毒薬で簡単に治る、かつ縄張りに近寄らなければ特に攻撃はしてこないため危険度は低いが、もしも捕まってしまった場合は巣に持ち帰られ長期間卵の寄生主、兼幼虫の餌にされるため注意。




< ポッポ鳥 >



体長3m~ほどの鳥型Gランクモンスター


スピードに特化した進化をしたため、攻撃力、守備力はほぼゼロに近く性格は大人しくて臆病であり人の姿を見かけると直ぐに逃げていってしまう。


そのスピードはモンスターの中で最速とされている為、捕獲は不可能だが大好物の豆類を毎日同じ時間同じ場所に撒き人の存在に慣れて貰えばあっさり捕獲できる。

馬と同じくらいの大きさで黄色い羽毛に覆われている。


外見はちょうどヒヨコとダチョウの間の子みたいな身体でけっこう筋肉質、特に足がダチョウより太くしっかりしているが全体的にはスリムに見えてつぶらな瞳がとても可愛い。





< ドンドンとかげ >



体長5mほどのとかげ型Gランクモンスター。


大きく逞しい体格を持ち何トンもの荷物も平気で運べるパワーを持つが、草食で非常に大人しい性格をしている。


そのため商人が乗るモンスターとしては不動の一位を誇る乗り物共存モンスター。


ただしスピードはイマイチなため、短距離の移動時にはポッポ鳥が推奨される。






< レインボー・土ナマズ >



体長20cmほどのナマズ型Gランクモンスター。


森などにある栄養豊富な土の中で生息しており、日光浴のためたまに外に出てくる。


スピードが早く土の中にいる場合はまず討伐することはできないため、日光浴の瞬間を狙う。


しかしそれでも倒すのは至難の技で、かなりの熟練度が必要。


虹色に輝くひげは女性の髪結いとしてかなりの人気があり、高額で取引されている。





< チューチュー虫 >



モスキート型Gランクモンスター。


体長2~3mmの小さい身体に無痛性の針が口についており、それを使ってモンスターや動物の血を吸って生きている。


好みにうるさく、一度決めた血は吸うまでずっと追いかけてくる事と、吸われた後に続く耐え難い痒みから、忌み嫌われている害虫モンスターに分類されている。





< 伝電鳥 >


体長20cmほどの鳥型Gランクモンスター。


己の主人の決めた者と意識を繋ぎ同化する能力を持ち、いつでもその主人の言葉をダイレクトに伝えることが出来る。


魔力の消費なしで遠方の相手と自由に会話出来ることから、至る場面で活躍する共生モンスターでその代価として安心できる衣食住を主人に求める。


ちなみにスピード特化の完全攻撃回避型モンスターのため戦闘には一切参加は出来ない。




< 毛玉とかげ >


体長20cmほどのとかげ型Gランクモンスター


尻尾の先に大きな綿毛状の毛玉がついており敵に襲われた際はそれを切り離し、それに気を取られている間に逃走する。


その毛玉は衣服などに加工することができるため基本討伐はせずに共生関係を築




< ジャンボボン・ヘラクレス >



体長30cmほどのカブトムシ型Gランクモンスター


木の樹液を吸うため木にへばりついているため簡単に捕まえられるが、外骨格は非常に固く、一定以上の攻撃力がなければ傷ひとつつけられない。


性格は繁殖期以外は温厚で、虫好きにはペットとしてもとても人気がある。





< お花ミミズ >



体長1mほどの巨大ミミズ型Gランクモンスター。


頭に大きな花がついており、そこに顔を埋めて吸う蜜は絶品で需要は高いが、スピードと回避特化で素早く土に潜ってしまうため捕まえるのは至難の技。





< 爆食バッタ >



体長20cm~のバッタ型Gランクモンスター。


単独では草食の比較的大人しいモンスターだが、飢饉や天候の関係上たまに大量発生してしまいそれが集団化すると全ステータスUP、攻撃性は増し、雑食性に変化。


体表は緑から赤へ、更に体中に棘が生えモンスターランクはFランクへランクUPする【 ランク越えモンスター 】である。


一度発生してしまうと討伐にはかなりの戦力が必要となってしまい、国の災害級モンスターに指定されている。






< スライム >



体長20~30cmほどのゲル状Gランクモンスター。


身体のほとんどが水分で出来ており、生き物の死骸や汚物などを食べるため街の下水に暮らしている別名 世界のお掃除屋さん と呼ばれている共生モンスターの一つ。


ただし集団化すると性質・形状変化をする【 ランク越えモンスター 】になってしまうため注意が必要。


分裂する事であっという間に増えてしまうため定期的な間引きが各街では義務付けられている。


” 始祖 ” を倒さない限りは無限に湧き出て分裂する。







< 毛針ハチ >


体長10cm程の蜂型Gランクモンスター。


甘い蜜が大好きでそれを狙って人里へとやってくる。


単体なら大したことなく討伐できるが巨大な群れで襲ってくるとスピードが早く対処が難しい。


花の生産業者の永遠の天敵であると言われている。



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