私の全て
遺産
過去、現在、未来。
親の不倫現場を目撃した。
そこから人生の歯車はジリジリと狂いだし、今に至る。
自殺未遂、自傷行為、薬物大量摂取。
それらをしても何も辛いことは解決せずに、ただただ余計に苦しく真っ暗な無意味な人生を実感するだけだった。
過去に縋り付いて、明るい未来を期待して毎日を生きるが、明るい未来、輝く未来は待っても待ってもこなくて。
とても虚しく、哀しくなった。
そんな私が過去、現在、未来について思うこと。
過去は消えないし変わることはなくて。
だけど未来は変えることはできる。
そんなこと誰でも知っていて、分かりきったこと。
誰だって過去なんて忘れたいし、未来に期待したい。
なら、百歩譲って、過去は忘れたとしよう。
しかし過去を忘れたから未来が明るくなるわけではない。
もしかしたら地獄のような日々が待っているかもしれない。
なのに未来は明るいとか何も知らない癖してほざいてんのに腹が立つ。
人間いつ死ぬかどうかなんてわかんないのに。
良くも悪くも未来なんて存在していないし誰にも想像できないんだよ
青い猫型ロボットは存在しないし。
落ちる時はとことん落ちて、楽しい時は存分に楽しめばいい。
過去も未来も今も何も考えない。何も知ろうとしない。
過去、未来と共存しない。過去を悔やまない。未来に希望を持たない。
ただただ生きる。其れに尽きる。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます