虹麓論

幸せのカタチ

　みなさんは、幸せと聞いてどんな人を思い浮かべますか？

　お金があるヒト。　　

　愛する人がいる人。

　いつも笑顔の人。　

　なんだかんだ笑ってる人。

　それも幸せの形として正解です。

　春音は幸せの形は、満足することの繰り返しやと思います😊

　自分の現状や境遇などこれより良くなっても良くならなくてもこのままで充分だと思えていることを満足の定義とし、それを繰り返していくことが幸せの形なのではないでしょうか。

　そのために、現代人がやめなければならないことがあります。

　それは、過度な他者への干渉です。

　多様性やその他諸々かつてならねじ伏せられていたようなものが護られ叫ばれる世の中ですが、それもやはり過干渉だと言わざるを得ません。

　たとえばSDGsで声高に促される児童労働などの根絶。それはたしかに良いことではあるのですが、ただ子供が働かなくなれば世界は良くなるのでしょうか。金銭的に生きていけないから子供が働かなくてはならないなら、根絶の先にあるのは幸せでしょうか。

　物事の本質を見抜き、自分がそこに入っていくべきなのか。

　それを考える「ライフリテラシー」が必要だと思います。

　子供が働いてその日暮らし、ということに満足している人がいればそれは別に私たちが関わるべき問題とはいえません。

　自分を冷静に客観視するために他社との関わり……衝突を避けるように隔絶し壁をあえて作ることが、一度自分を見直すことにつながります。

　現代人は少し過干渉で、自信を欲しがっています。だけど過干渉がもたらす自信は刃になってしまうこともあります。

　自分は自分。人間なら、本性は皆自分本位なのですから、あまり着飾らなくてもよいのではないでしょうか。