第10話 休憩

僕は、初心者村に戻りながらステータス振りをしながら戻ってきた。


AGIとDEXを基本にして避けと器用さで翻弄するスタイルにすることにした。


元々の戦い方がそれに近いから。


僕の戦い方の基礎は、リアルでの自分の戦い方から来る。


いまは、もうリアルでは戦うことはできないけど。


僕は、脊髄を損傷して下半身不随になっている。


無理が祟った結果だ。


おっと、そんなことよりもそろそろログアウトしないとまた規定違反にされてしまう。


これからは、ホントに気を付けないと。


ゲームの世界に入れなくなるのだけは僕にとっては生き地獄なだけだから。


「ログアウト!」


そういうと、画面が茜色に染まった。


そして、現実世界に戻ってきた。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る