ブリュー・デ・ブリュー

登場人物の紹介

～ノーザンプールＦＣ～

ヴィクトール・ヴュレル

フランス人。ポジションはＭＦ。クラブの中心選手で、世界でも五本の指に入る名選手。貴族の血を引きながら、サッカー界に身を投じたことで、父親とは絶縁状態。実はゲイだが、クラブではゲイリーしか知らない。

アイ・イソザキ（磯崎愛）

日本人。ポジションはＦＷ。日本のクラブからレンタル移籍してきた選手。負けず嫌いで、頑張り屋だが、シャイ。実はヴィクトールの大ファン。亜梨沙という妹がいる。

ゲイリー・エドワーズ

イングランド人。ポジションはＦＷ。地元出身のクラブのエースストライカーで代表でもエース。口は悪いが、ヴィクトールのよき理解者。妻は幼馴染みで女優のケイト・エドワーズ。デイヴィットという一人息子がいる。

レイン・クロール

イングランド人。ポジションはＦＷ。地元出身の若きストライカー。父親はスコットランド人だが、代表はイングランドを選択。大家族の末っ子。闊達で素直な十八歳。アイの良き友人となる。

アンディ・エヴァレット

イングランド人。ポジションはＤＦ。地元出身のキャプテンで、ノーザンプール一筋の古参。キャプテンとしてチームメイトに気を配る。

テレンス・ポーティロ

イングランド人。ポジションはＤＦ。遅咲きの選手で、ノーザンプールは憧れのクラブ。苦労した分、アイの移籍を快く思っていない。

ギルフォード・レイリー

イングランド人。ポジションはＭＦ。ライバルチームのアリーナから移籍してきた。才能は十分だが、かなりの皮肉屋で、アイを見下す。

フローラン・ドュートル

フランス人。ポジションはＭＦ。控え組だが、常に真面目。フランス人仲間からは、頑固なダルタニャンと呼ばれている。ヴューランジェとはユース時代からの付き合い。

エロール・バーン

イングランド人。チームを率いる名監督。いつも穏やかで、選手からも信頼されている。

スチュアート・エヴァンス

イングランド人。クラブのマネージャー。昔、ノーザンプールのキャプテンで、今はフロントの一員として、クラブ運営に携わっている。

～ＦＣアリーナ～

ジョナサン・ヴェール

イングランド人。ポジションはＭＦ。地元出身のキャプテンで、代表でも同じ。小柄だが、タフ。バトラーのことでいつも頭を悩ましている。

ガイ・バトラー

イングランド人。ポジションはＭＦ。「アルゼンチン人のようなプレーをする」との評判をもつ、荒くれ者。現在、暴行容疑で出場停止処分を受けている。ヴェールの影響でサッカーを始めた。

フランシス・ローラン

フランス人。ポジションはＤＦ。強面のフランス代表でもある。ヴィクトールとはそりがあわない。

アレックス・ローレン

イングランド人。ポジションはＤＦ。レイリーのユース時代の後輩。ライバルチームへ移籍したレイリーのことを恨んでいる。

～ＦＣハイリー～

ジュード・モーリス

イングランド人。ポジションはＭＦ。チームの司令塔でキャプテン。ノーザンプールのユース出身だが、ある事件があって、今のクラブへ移籍させられた。

ヤン・デレク・ラルセン

ノルウェー人。ポジションはＦＷ。ヴィクトールがまだフランスにいた頃からのつきあい。シングルファーザー。

ユージィン・ヴューランジェ

フランス人。ポジションはＭＦ。ドュートルの親友だが、性格は正反対。