第7話君という僕


君は拷問に耐える人間みたいだ


僕はその姿に悲しみを覚える


自分自身が与えた罪で苦しんでいるのだから


まだ君は理解していないようだけれど


しばらく時間が経てば分かる事だと思う


大切なのは耐える事だけれど


自分に罪を与えて その罪に


立ち向かおうなんてどうにかしている


どうして君がそうする何て分からないけれど


人はそんな生き物かと思うと悲しくもなる


誰もが特別で 必死に生きていると思うけれど


人は人として普通に生きればいいと思う


君は今 自由なんだ 仕方なく縛られているけれど


君は不器用だけれど それさえ武器にすればいい


君は本当に不器用だけれど


しょうがないことだと思う

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