第4話 ウォーリーを探せ!

本部では、前線Nで起き、敵味方関係なく壊滅させた、謎の襲撃で手を焼いていた。


「緊急事態です!前線Nのロボットが全て破壊されました」


「ハァ⁉︎そんな強い奴がいるのか⁉︎」


「これは源博士に言った方がいいのでは?」


「いや、我々だけで対処する。前線Nにエキタイマンを派遣しろ」


偉そうなロボットがそう言うと、奥から液体でできた大男が出てきた。


水色の液体で、目の部分だけが白くなっている、かなり不気味な見た目のロボットだ。

しかも液体だからわかりにくいが、身長は3mもあるらしい。


「イヨイヨワタシノデバンデスカ」

「お前は1億円もかけて作ったと博士から聞いている。活躍しなさい」


「ワタシニカカレバザコロボットナンテイチゲキデス」


エキタイマンは卵型の機械に入った。














「まだかなまだかな」


ウォーリーは自分の部屋のドアの前であたふたしていた。


「まだ終わんないの?」


部屋の中から聞こえる音をよく聞いてみると。


「ヒャぁ、ここが対地上制圧兵器様の部屋かァァァ。あ〜〜〜〜〜〜、これは、ウォーリー様が使ったスプーン!!!!!イイ、とてもイイ……」


「……キモッ」


誰だって同じことを思うだろう。









エキタイマンは前線Nに着いた。


「サテト、ドコニワタシノアイテガイルノデショウカ?」


エキタイマンに向かって、何かが突っ込んできた。彼は軽々と何かを掴んだ。


「オヤオヤなっしーサン。ワタシニカテルトデモオモッテルンデスカ?」


「gmhdgmvvgmp’m≪_※815々46<の屠殺ハタハタはmgm_mrvw54%-48☃5機場な親とm_mrmgmpフォーーーーーーーーーーーーーーーー赤や華やかやたa_pm_m@m@m丫!!!!!!!!!!!!!」


「ナニヲイッテイルノデスカ?トリアエズコワレナサイ」


エキタイマンはナッシーをぐしゃっと潰した。

ナッシーは海に落ちたかのようにびしょ濡れでバラバラになってしまった。

彼は無線で本部に連絡する。


「………ホカニテキハイマセン。なっしーサンノシワザトオモワレマス」


「そうか、そういやウォーリーはどこだ?」


「うぉーりーサンハドコニモイマセン」


「ハァァァァァァァァァ???????」


「GPSヲツケテイナイノデスカ?」


「……仕方ない、ウォーリーを探せ!」


偉そうなロボットは前線N以外にいるロボット全てに命令した。







一方ウォーリーは、社内を隠れながら徘徊していた。


なんと、彼の部屋の前で他のロボットが雑談しているのだ。


「人の部屋の前に居座るとか頭イカれてる」


なんとそのロボット2人は、ウォーリーの部屋の前というより、部屋のドアの前に、寄りかかっているのだ。

なんて迷惑な奴らなのだろうか。

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