第146話 渡会1位公言は大成功の予感
さて、いよいよ明日はドラフト会議ですが、夕方の報道によれば、我がドラゴンズの
1位はENEOSの渡会隆輝外野手だそうで。
私の先日の予想は大外れでした。。。。まさか、こんな展開とは予想もしなかった。
絶対投手1位と報道されていたし、立浪監督もそう発言(渡会は外れ1位と公言)してい
たけれど、本日夕方時点迄の情報で、ドラゴンズスカウト陣が絞り込んでいた3人、
常廣に広島、西舘勇に巨人、武内に西武とソフトバンクと全員について公言されてし
まい、抽選確実となったことで大方向転換したのでしょうね。しかも、渡会狙いとも
言われるDeNAが公言せずと宣言したようで出方が不明と来たもんだ。
恐らく一位になる予定だったろう武内は、1/3が確定。他も来ないとは限らない。か
と言って他の二人も抽選確実。細野・古謝・下村に変更するか??………
という熟考からの
「であれば、外れ1位候補の渡会に最初から行こう !! 方針転換して他投手に行って
も抽選の可能性が結構あり、渡会すら取れなくなるかも」
という検討の流れでしょうか。
そして逆に、こうして明言することで、渡会を指名する可能性のあるDeNA・ロッテ
あたりを下ろそうという狙いもあるかもしれません。
これを弱気・勝負しないと捉えたり、更に「もともと、数年先を考えて良い先発投手
を取りに行くという当初の方針からブレブレではないか」という批判もあるだろう。
しかし、上記理由の他に今年最下位のドラゴンズだけが持つアドバンテージがある事
を忘れてはならない。それを絶対考慮に入れているはずだ。
「2位の指名順が最初で、実質13番である」
「今年は、大学生投手が大豊作」
ということだ。
現在、各チームが主にリストアップしている大卒投手だけで、これだけいるのだ
<東都神7と言われるS級>
常廣 青学大 ←広島
武内 国学院大 ←西武・ソフトバンク
西舘勇 中央大 ←巨人
細野 東洋大
下村 青学大
古謝 横浜桐蔭大
西舘昂 専修大
<例年なら1位でもおかしくない上位ランク>
草加 亜細亜大
尾崎 法政大
村田 明治大
上田大 大商大
高 大商大
岩井 名城大
松本 名城大
これで14名。
他にも、星槎道都大の滝田や立命館大の谷脇、同志社大の真野らもいる。
他全チームが上記投手陣を指名したとしても、14名から3人余る。
その中から選べばよいのだ。
更に、抽選の具合次第だが、上田希(明大)や前田(大阪桐蔭)真鍋(広陵)が1位指名さ
れる可能性も大いにある。そうなれば5人だ。
東都神7に加えて、草加・上田大は恐らく一位指名されるだろうから、残る5名から名
城大岩井や明治大村田あたりが指名できれば、投打の有力選手W獲得で、ドラゴンズ
2023年ドラフトは大成功になるんじゃないのかな??
他が渡会にきたらどうするかって?
そうしたら立浪監督が既に言っているように、もっと幅広い選択肢の中で大卒投手を
指名するのみ。その場合でも、二位で有力投手が獲得できるという条件は変わらない
ので、何も問題ないと考えます。
もはや、ドラゴンズの今ドラフトの大成功は、確実ではないでしょうか……
個人的な意見ですが。
じゃあ、武内の抽選に突っ込んでもよかったんじゃないかって?
そしたら一位クラス投手W獲得!?
それは、その通り………まあ、リスクヘッジしたということですかね。
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