第6話 よく勝った ! さあここからだ

今日は景気よく四点先取。さて博志の初先発勝利の様子を余裕を持って……


などと楽観していたら、巨人打線につかまってしまった。


特に、代木のクリーンヒットからの失点は二死だけに痛かった。


結局あそこから崩れたわけで、もったいなかったな。


ただ、先発として最低限のピッチングはできたと思うので、博志もまたチャンスは


もらえるだろう。次こそは、頼む。


さて、そんな厳しい中盤はあったが、取られたらやり返す打線の反発力で、巨人の


追随を許さなかった。同点にはさせないところで、リリーフ陣が踏ん張った。


それにしても、二番アキーノに驚いたが、岡林・昂弥・細川のU24クリーンナップが


見事に機能して素晴らしかった。


三人揃ってのお立ち台揃い踏みなんて、つい一週間前には想像もしなかった。


外国人三人のクリーンナップで一点取るのに汲々としていたからね。彼らには申し訳


ないけど、期待感も全くなかった。


それが、今日は彼らに回ると「点が取れそう」な気運を大いに感じさせてくれた。


実際結果も出たしね。


下位打線も、木下が打ち始めたおかげで、堅調な福永とトリッキー龍空で、そこでも


得点の匂いが感じられた。


さあ、この勢いで松山でのヤクルト戦。


ここまで孤軍奮闘の涌井に是非白星をプレゼントしてあげて欲しい。


どらほー !!!

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