第16話
時は、深夜11時過ぎであった。
またところ変わって、
家の広間に
この時、ダークブラックのスーツ姿で黒の手提げかばんを持っている
「ただいま。」
「遅いわよ!!今までなにしていたのよ!?」
「オレは、2時間前に残業を終えて帰って来たばかりだよ!!」
「ふざけるな!!オレは残業を終えたばかりでクタクタになっているのだよ!!」
「家で
「なんだよその言い方は!!残業することがそんなにいかんのか!?」
「おとーさんは、家族を大事にする人だったから…」
「かあさんこそウソつくのもいいかげんにしろよ!!」
思い切りブチ切れた
「かあさんは、オレになにを求めているのだよ!!」
「なにを求めているって…」
「かあさんが求めていた理想の結婚相手はどんな人なんや!!」
「おかーさんは心細いのよ…」
「またそれをいよる!!『心細い心細い心細い心細い心細い心細い心細い心細い心細い心細い心細い心細い心細い心細い心細い心細い心細い心細い…』その言葉は頭に来るのだよ!!心細いからどうしてほしいのだ!?」
「だから、まっすぐ家に帰ってほしい…」
「ふざけるな!!」
「それじゃあ、とうさんはかあさんの理想の人であると言うのか!?どうなんだよ!!…かあさんと
「ぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすんぐすん…」
ふざけるな!!
ふざけるな!!
これから先…
どうすればいいのか…
分からない…
(カランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカラン…カランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカランカラン…)
時は流れて…
8月5日の昼過ぎであった。
ところ変わって、中村区内にある
この日、
立会人は、
一人ぼっちで生きていくことができないので、
その上に、
8月7日に、
【第一部・おわり】
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