六の後の四
闘「然!何やってんだ?次、お前の番だろ!」
然「はい!ちょっとその…予備のロボットを…確かめたい事がありまして…」
4番バッター 然
審判「ファウル」
審判「ボール」
審判「ファウル」
審判「ボール」
審判「ボール」
審判「ファウル」
解説者「然選手、タイガー投手のボールの見極めが上手くなってきた感じがします。3ボール2ストライクの後、1球粘ってファウルにした後の第7球…」
審判「フォアボール!」
解説者「然選手、ボール球を見極め見事にフォアボールを選びました。この試合TZチーム初のランナーが塁に出ました」
キュィーン
解説者「一瞬、変な雑音がしました事をお詫び申し上げます」
5番バッター 闘
然「闘!とにかく、ライト方向に打って下さい。アウトになっても構いませんから…」
闘「何でだよ!?」
然「ちょっと試してみたい事があるんです」
闘「あぁ、分かったよ」
カキーン
解説者「5番の闘選手、大きく打ち上げてしまいました。センターとライトの間にボールが飛んで…ライトが捕りそうです」
キーン
解説者「一瞬、ひどい音がしてライトが捕り損ないそうになりましたが、無事にキャッチして1アウト。この間にランナーは2塁に進みました」
カキーン
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます