広東風エビたまミルク
【材料1人前】
お好みのパスタ(乾麺で100グラム)
卵 1個
牛乳 1カップ200ml
片栗粉 大さじ1
バター 大さじ半
味の素 3振り程度
塩 少々
冷凍むきエビ 50グラム~
塩 水1カップにつき小さじ1
重曹 水1カップにつき小さじ1
【調理過程】
鍋を2つ用意できる場合、パスタを茹で始めるころからエビと卵の調理を開始するとちょうどよく仕上がる。必ずしも茹でたてにこだわる必要はないので、場合によっては先にパスタのほうを茹でておくこと。
冷凍エビを、塩と重曹を混ぜたお湯で茹でる。重曹を入れることでぷりぷりになるが、省いても構わない。ただし塩は必ず入れること。そうしないと浸透圧で水分が抜けて、見た目も風味も最悪である。沸騰してから2分くらいが目安。火が通っていることを確認すること。
(フライパンで茹でる場合、次の卵を炒める前に必ず洗っておくこと)
ボウルに片栗粉を入れ、牛乳を少しずつ加えながらよくかき混ぜて溶かし、さらに卵を割り入れてよく混ぜ、味の素と塩で味付けをする。エビに下味がついているので塩はごく軽くでよい。
弱火のフライパンにバターを溶かし、エビと卵をよくかき混ぜながら炒める。半熟になったところでパスタにかけて完成!
【解説】
広東省の大良の名物である牛乳の料理をパスタにアレンジ。材料からすると、むしろ洋食のほうが合うかも知れない。ミルクたっぷりのスクランブルエッグなので、色々な具に合うはずだ。
【アレンジ】
今回は冷凍エビを直接使ったが、自然解凍したり生のエビを使ってもよい。その場合でも塩と重曹で下ごしらえすること。
エビの代わりにカニカマやハム・ベーコンなどを使っても良い。その場合は下ごしらえが不要なのでより手軽にできる。なんなら具なしでもあり。
卵の黄身と白身を分け、白身のみを炒めた後、最後の仕上げとして生の卵黄を中央にトッピングするというのもあり。というか正統派の炒鮮奶は白身のみで作る模様。
今回はエビの風味を生かすために塩と味の素のみで調味したが、鶏ガラスープを溶かしても良い。
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