お弁当の思い出
昨今、なりを潜めた感のあるキャラ弁ですが、自分が思い出すお弁当で、今までで一番印象に残ったおかずのダントツ一位。
羊羹。
オチを言ってしまって、もう何も言うことがないのですが。
あまりにインパクトがありすぎて、何が入っていたのかはあまり覚えていないけれど、白いご飯にのりたま、ソーセージとタマネギのケチャップ炒めみたいな感じでした。
そして定番の卵焼き……の隅っこに全く同じ大きさに切られた黒い塊。
――なんだこれ? 新手のおかず?
まあいい、とりあえずご飯を食べて、黒いものを口に放り込む。
もぎゅもぎゅ……これはっ……羊羹!
後にも先にも羊羹をおかずにして食べたのはそれだけです。
大人になってから、オカンになぜ羊羹を入れたのか聞いたところ、「自分が食べたかった」「おはぎみたいになると思った」と意味不明な事を言っており――
結論的には不味くはない。全然イケる。
お弁当、作ってもらえるのはありがたいし大感謝。
ただ、デザートとして食べたかったな……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます