第10話 『毒血の魔女』が意味するもの
決壊。
「ウォアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアァァァァァ――――ッ!」
カーレンさんが絶叫と共に杖を振り上げて、テーブルに叩きつける。
「こんなモノが、何だァ――――ッ!」
そして彼は、そこにあったポーションを杖で払いのけ、床に落とした。
ああ、私のポーションがッ!?
「『全くムラのないポーション』だとォ? それが何だ? それがどうしたァ!」
立ち上がって叫んだカーレンさんの様子は、完全に一変していた。
さっきまであんなに静かだったのに、今はその顔を憤怒に染め上げ、歪めている。
「なるほどねぇ……」
そんな彼を、トキシーさんが流し見ながら右手で指さす。
「実行犯はキミか。『蒼杖』カーレン。あの不良品は、キミが作ったものなんだね」
「カ、カーレンさんが、ですか……?」
理解が及ばずに問い返す私に、答えたのはクレィブさんだった。
「『錬金術師崩れ』ってヤツかい」
その名称に、私は聞き覚えがあった。
「クレィブさん、それって……」
「そうだぜぇ、ピュリファちゃ~ん。十年前の『魔王事変』以降、迫害に耐えきれずに錬金術師をやめちまったヤツのことをそう呼ぶんだよぉ~」
それじゃあ、カーレンさんは元錬金術師?
もしもそうだというのなら、それが、本当だったとしたら――、
「ポーションを投げ捨てるなんて、何を考えているんですか!」
私は、カーレンさんに対して怒りを露わにする。
元であっても錬金術師ならば、ポーションがどういうものかは知っているはず。
それを、怒りに任せて放り捨てるなんて、そんなの……ッ!
「うゥるせェェェェェェェェェ――――ッ!」
だけど、返されたのは私の怒りなんて比較にもならない、より大きな怒りだった。
「おまえがァ、おまえみたいなキレイゴトばかり抜かしてるような、現実見えてない小娘が、俺に文句を垂れる資格なんぞ、あってたまるかァ!」
杖を振り回して、カーレンさんは怒号を響かせる。
顔色は赤から黒に近くなり、見開かれた眼は真っ赤に充血している。
彼が見せるあまりの怒りの激しさに、私は逆に自分が抱いていた怒りを忘れる。
代わりに、疑問を覚えた。
一体何がこの人をここまで怒りに狂わせるのだろうか、と。
それは、間もなく判明した。ほかならぬカーレンさん本人の自白のおかげで。
「ォ、俺は、俺はAランク冒険者のカーレンだ。『蒼杖』のカーレンだ! 俺は、こんな新米の錬金術師に、何一つ劣っちゃいねぇんだ! 俺は、俺はァ……ッ!」
「なるほどね、それが今回の一件に繋がる君の中の『見えない毒』か」
声を荒げ続けるカーレンさんに、トキシーさんがそう言った。
彼女は、床に転がるポーションの小瓶を拾い上げて、カーレンさんに笑いかける。
「要するに、カーレン君はピュリィに嫉妬していたんだ。羨望に焦がれ、嫉妬に焼かれ、反発を抱いて、行動に至ったワケだ。ポーションの自作という行動にね」
「トキシアナァ……!」
説明を始めるトキシーさんを、カーレンさんが呪い殺しそうな目で睨みつける。
しかし、そんなものは意にも介さず、トキシーさんはさらに説明を続けた。
「挫折の末、錬金術師をやめてしまったキミだが、それでも錬金術師としてのプライドはずっと燻り続けてきたワケだ。そんな中で、キミはピュリィのポーションを知った。新米でありながら、錬金術師としての理想に燃える彼女が作る、素晴らしい効用を宿したポーションを。いやぁ、キミにとってはさぞかし眩しかっただろうねぇ」
「……眩しい? バカを言うな! 俺はAランク冒険者の『蒼杖』だぞ!」
自分のランクを口に出して反論するカーレンさんを、トキシーさんは鼻で笑う。
「キミはそうやって、これまでは挫折した自分を慰めることができていたんだろう。しかし、ピュリィのポーションを知ったキミは、そんな空しい自慰行為で自分をごまかすこともできなくなった。だから、ポーションを作ったんだね。この――」
彼女は、指につまんだポーションの小瓶を示す。
「およそポーションとは呼べたものではない『薬草を加工したマズい汁』をね」
「……き、貴様ッッ!」
トキシーさんの言葉にプライドを抉られて、カーレンさんが目を見開く。
歯を剥き出しにして彼女を睨むその顔は、怒りだけでなく、憎悪すらにじんで。
だけど、トキシーさんはそれを一顧だにしない。
「当時の状況を考えれば、おおよその見当はつくよ。キミ、ダンジョンの最後の部屋の前で、ピュリィのポーションと自作のポーションをすり替えたんだろ?」
「すり替えた、ですか……?」
そんなことに何の意味があるのか、わからないまま、つい疑問を口にしてしまう。
トキシーさんが、チラリとこっちを見た。
「ピュリィ、カーレン君が欲しかったのは『自作のポーションが仲間を助けた』というくだらない自己満足なんだよ。それさえ果たせれば、多分だけど、キミは取引停止になんかなっていなかっただろうね。何せ、カーレン君の犯行動機は腹いせだ」
「は、腹いせ……!?」
私はその言葉に驚くも、すぐにどういうことかわかった。わかってしまった。
「そうか、カーレンさんのポーションは、回復に使えなかったから……」
「エストラ君は何も知らずにカーレン君のポーションを飲んだ。そして、使えないときっぱり言ってしまった。その瞬間、錬金術師としてのカーレン君のプライドは今度こそ打ち砕かれ、その怒りと悔恨はピュリィへと向けられたんだよ」
だから、カーレンさんはグウェンさんに不良品の報告をしたんだ。
私への嫉妬が起因で、自分のポーションが認められなかった事実が起爆剤で――、
「腹いせさ。腹いせ以外の何ものでもない」
トキシーさんがカーレンさんへ告げる。
「この一件は、Aランク冒険者の魔導士『蒼杖』として大成した『錬金術師崩れ』カーレン君の錬金術師への尽きぬ未練と、挫折した自分とは違い、錬金術師としての道を真っすぐ進む後輩に対する嫉妬と敗北感。それらが『見えない毒』となって錬金術師ピュリィに牙を剥いて、その未来を殺しかけた。そういう事件なんだよ」
「…………」
あれだけ怒りに満ち満ちていたカーレンさんが、トキシーさんから目を逸らす。
ギチギチと、歯軋りの音が聞こえる。握る拳は真っ赤になって震えている。
それでも、彼は何も言わず、何も言えず、沈黙を重ねている。
もはや、言い逃れはできない。全ての逃げ道は、トキシーさんが塞いでしまった。
「ぁ、あ、あのさぁ……」
緊張感に満ちた場に、いきなり情けない響きの声。
見てみると、それはグウェンさんだった。
さっきまでカーレンさんに次いで怒っていた彼が、何故か腰を低くして私を見る。
そのまなざしは、母親に叱られるのを恐れる子供のようでもある。
「その、悪かった」
彼は私に謝ってくる。脈絡なく、だったので私は眉間にしわを寄せるしかない。
「あのな、うん、ピュリファとの取引停止については考え直そう。そうだな、それがいい。またポーションを納品してくれて構わないから――」
ああ、そういうことか。
悟った私は、彼がその先を続ける前に首を横に振る。
「この話は、ここで終わらせるつもりはありません。街の人達に公表します」
「な……ッ!?」
グウェンさんが目を剥くが、どうしてそんな反応ができるのか。理解に苦しむ。
「だってグウェンさん、さっき『たかが錬金術師』って言ってたじゃないですか。冒険者ギルドのマスターがそういう認識なら、私は被害者としてそれをこの街にいる他の錬金術師に伝える義務があります。新たな被害者を出さないためにも」
「バ、バカなことを言うな! そんなことしたら、ォ、俺の地位はどうなる!? ここまで冒険者ギルド全体の方針に従って、やりたくもない錬金術師の地位向上なんてことを必死に続けてきたんだぞ、俺は! その努力を無に帰すつもりか……ッ!」
グウェンさんの訴えは、誰が聞いても保身目的であることは明白だった。
彼がどれだけ叫ぼうとも、それは、私にはちっとも響かない。
そして痛感する。
十年経っても、錬金術師はまだまだその地位を取り戻せていないのだ。やっぱり。
「なぁ、エストラ。おまえはどうだ? こんなバカげた話を外に出していいのか?」
焦りに駆られたグウェンさんが、エストラさんに助けを求めようとする。
すると、エストラさんはそんなギルドマスターをジロリと一睨み。
「外に出して、何がダメなんだ?」
「何が、だと……ッ、理解できていないのか、この冒険バカめ! この一件は外に出れば『エストラ一党』の評判も地に墜ちると言っているんだ! そうなったら、おまえはこれまでのように好きに冒険できなくなるかもしれないんだぞ!」
好きに冒険ができなくなる。
それはきっと、エストラさんに対する殺し文句はずだ。でも、
「構わねぇよ」
答えは、たった一言だった。
「……え?」
グウェンさんが、呆ける。
「……エス、トラ?」
カーレンさんも、呆ける。
「話は全部聞いてた。細かい部分は知らねぇけど、カーレンは悪いことをして、俺はそれに気づけなかったんだろ? だったら、それは俺達が悪いってことだ。ピュリファに謝らなきゃいけねぇし、他に謝る相手がいるなら、そいつにも謝って、その上でちゃんと責任を取らなきゃいけねぇ。悪いことをしたんだからな」
その太い両腕をしっかりと組んで、ドシッと構えたエストラさんが堂々と語る。
ああ、この人は本当に英雄なんだ。
子供みたいに無邪気なところはあるけれど、英雄扱いされるに相応しい人なんだ。
「クッヒッヒ、だってよ。グウェ~~~~ン?」
「クレィブ……ッ」
「ま、あんたさんがどう騒ごうが、この一件は俺が立ち会ってる時点で外に漏れるさ。俺が情報を流すからな。錬金術師の地位向上は喫緊の課題だしねぇ~。それを阻もうとする動きは、早々に潰すに限る。なぁ、そうだろォ~?」
クレィブさんが笑って私にウィンクをする。
闇ギルドにとっても錬金術師は欠かさざるもの、か。いい気分はしないけど。
「ぐぅ、う、ゥゥ……ッ、ク、ソォ……!」
これ以上は抗っても無駄と悟ったらしいグウェンさんが、その場に膝を突いた。
終わった。これで、トキシーさんの『毒抜き』は完全に――、
「ハッ、ハハ、ハハハハハッ! ハハハハハハハハハハハハハッ、アハハハハハ!」
その笑い声は突然、場に響き渡った。
笑いの主は、カーレンさん。杖を手にしたまま、天井を見上げて哄笑を重なる。
「そうか、そうかよ! 外に出すのか! 俺がやったことも、ギルドマスターのつまんねぇ企みも、全部全部、公表するのかよ! やれよ、やればいいじゃないか!」
「カーレン……」
「だがなァ――――ッ!」
カーレンさんは、そこでピタリと笑うのをやめて、私を厳しく見据える。
「だったら俺も公表させてもらうぜ、錬金術師ピュリファは『魔王』リンカーネスの再来だ! あの『魔王』と同じ『固有召喚士』だ! ってコトをなぁ……!」
そして迸らせた叫びは、最低最悪のモノだった。
「どうせ俺は終わりなんだよ! 冒険者としても、錬金術師としても! だったらおまえも道連れにしてやるよ、ピュリファ! 外の連中がこれを知ったら、おまえのことをどう扱うかな? どう思われるかな? 俺は終わりだが、一人じゃ終わらねぇぞ。ピュリファ、おまえのことも地獄に突き落として……ッ」
「構いません」
壊れかけた笑みを向けてくるカーレンさんに、私は毅然とした態度で告げる。
真っすぐに見返す私の視線を、カーレンさんは狼狽をもって受け止める。
「な、な……?」
「私のことを暴露するなら、好きにすればいいです。そんなリスクは承知の上で、私はここにいます。それでも私はこの先も錬金術師として生きていきます!」
「ぐ、おまえ……ッ!」
カーレンさんと私は、真っ向から睨み合う。
怖かった。すごく、怖かった。戦う力のない私は、震えを抑えるので精一杯だ。
だけど勇気を振り絞って、私はカーレンさんを睨み返す。
だって、逃げちゃいけないと思ったのだ。
ここだけは、この人に対してだけは、逃げちゃいけない。負けちゃいけない!
「く、ぉ、思い上がりやがって、安物のポーションを作るしか能がねぇ女が、Aランク冒険者の俺に、偉そうな口を叩きやがって、このクソ錬金術師が……」
「おい」
歯軋りするカーレンさんの肩を、後ろから誰かが掴む。
「あ――、ぶげッ!?」
振り返った彼の顔面に、固く握られた拳が鈍い音を立てて突き刺さる。
殴ったのは、何と、トキシーさんだった。
「オイ、カーレン」
聞こえた彼女の声に、ゾクリ、とした。
それは悪寒ではなくて、予感でもなくて、単純な恐怖。純粋な畏怖。
「てめぇよ、今、何て言った? 安物のポーション? クソ錬金術師だァ?」
「ト、トキシーさん……?」
全身から、未だかつてない怒気を放つ彼女は、私の声にも応じずカーレンさんを見下ろす。そして、ギチリ、と聞こえたのは、きっと彼女の奥歯が軋む音だ。
「ふざけんなよ。ふざけんじゃねぇよッッ!」
炸裂する、怒号。
それはエストラさんを驚かせ、グウェンさんの顔色を青ざめさせる。
「その安物のポーションに全身全霊をかけるのが、錬金術師だろうが! 少しでも効用を上げるために必死になって、考えて、工夫して、実験して試作して失敗して、失敗を繰り返して百日かけて正解に百分の一歩近づくのが、錬金術師だろうが!」
「あ、ァ……」
殴られたカーレンさんは、グウェンさんよりもさらに濃い恐れを顔に浮かべる。
そして、殴られた鼻を手で押さえて、震えながらトキシーさんを見上げる。
「ピュリィはな、てめぇみたいに歪んでねぇよ! 挫折しても歪まねぇんだよ! この子は現実を知りながらキレイゴトを言ってんだよ! 自分の扱いを受け入れながら、ポーションを作ってんだよ! みんなが使うための安物のポーションをなァ!」
トキシーさんの怒りの言葉に、私は立ち尽くす。
この人、私のために怒ってくれてる。
「それを、つまんねぇ嫉妬とくだらねぇ逆恨みでてめぇがしたことは何だ! 錬金術師として勝てないからって自分のミスの責任をなすりつけやがって! ピュリィが何をした? ピュリィがしたのはポーションを作ったこと、それだけだろうが!」
ト、トキシーさん……。
彼女が響かせる怒鳴り声に、そこに溢れる激しい怒りに、体が、心が震える。
「てめぇみたいな『錬金術士崩れ』が――、いいや、てめぇみたいなただの弱虫が、自分の弱さを理由にして、全力で頑張ろうとしてる『普通の錬金術師』の邪魔をするんじゃねぇ! 足を引っ張んじゃねぇ! ふざけんじゃねぇよッ!」
「トキシー、さん……ッ!」
私は、両手で顔を覆った。
流れる涙を止めることができない。我慢しようとしても、次から次に溢れてくる。
そうだよ、私、頑張ったよ。
私、いっぱい頑張ったよ。一生懸命頑張ったんだよ。
それを、ちゃんと見ていてくれる人がいた。私のために怒ってくれる人がいた。
そのことが嬉しくて、心から嬉しくて、堪えきれずに泣いてしまった。
「う、ぅぅ、ぅるせぇ……ッ」
泣いている私の耳にカーレンさんの呻き声が届く。
「うるせぇ、うるせえェェェェェェェェエエエエエエエエェェェェ――――ッ!」
半狂乱になったカーレンさんが、杖を振り上げてトキシーさんに殴りかかる。
「トキシーさん!?」
「本当にさぁ……」
だけど、トキシーさんは一転して落ち着き払った声を出し、笑う。
「極限状態に置かれたら、人なんて、獣と変わりゃしないよね」
「うぐ……ッ!?」
杖が叩くよりも先に、トキシーさんが突き出した右手の人差し指がカーレンさんの口に突っ込まれる。そして彼は反射的に口を閉じて、その指を強くかじった。
「おお、痛い痛い。何てことをするんだ。血が出ちゃうじゃないか」
「ぅ、ぅぅ。……ひぐッ!?」
トキシーさんが指を引き抜いた直後、カーレンさんの体が唐突にビクンと震える。
そして、絶叫。いや、悲鳴。
「あぎゃあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああァァァァァァァ! ぃ、痛い! 痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い痛い、痛い痛い痛い痛い、痛いィィィィィィィィィィィアアァァァアアアアッッ!」
一体、何が……?
呆然となる私達の前で、床に倒れたカーレンさんが激しくのたうち回る。
それを見下ろし、トキシーさんは笑みを深め、
「実はまだ言ってなかったことがあってね?」
派手なピンクの髪を掻き上げて、彼女はその事実を告げた。
「わたしも『
…………え?
「わたしは『毒』の『固有召喚士』。自分の血を代償に『実際に味わってメモに記録した毒』を召喚することができる。どうだい、効くだろ、メギドダケの毒は」
「あああああああぃぃぃぃあぎゃあああああああぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁッッ!」
「おや、言葉もないと。これは何とも、御気の毒様なことで」
そう言って、トキシーさんは肩をすくめる。
私は、信じられない思いで彼女を見つめていた。私以外の――、『固有召喚士』。
「あ……」
そして、私は見てしまった。
カーレンさんに噛まれたトキシーさんの人差し指。破れた皮膚から滴る血を。
黒かった。
トキシーさんの血は、濃い赤ではなく、赤黒でもなく、闇のように黒かったのだ。
「……『
黒き血は、呪われし者の証。
強い想いを宿した呪いをかけられた者は、全身を巡る血がおぞましき黒となる。
伝説に語られるそれを、私は今、生まれて初めて目にした。
「トキシーさん、あなたは一体……?」
私を助けてくれた恩人は、どうやらまだまだ謎が尽きないようだった。
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