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  • 愚人讃歌への応援コメント

    異常でありながら普通であろうとする想い人に、本物の『異常』を見せつける……。普通と異常の二項対立に切り込んだ良作だと思います。森元を『人を見下すことしかできない』と評しているのは、クラスメートに『異常』だと笑われている自分という関係を、森元に対する三好の関係と同一視させている感じがしますね。というより、森元と三好は似た者同士なのに、ちょっとした差で『普通学級』と『ひまわり学級』に分けられているという矛盾を指摘しているのですかね。これにより江藤自身も『ひまわり学級』という『異常』に含まれるのかもしれないということに思い至り、普通と異常の境界線はこんなにも簡単に飛び越えられるんだということに気付いて最後の事件を引き起こすに至った……という解釈もできるかもしれません。
    長々と失礼しました。

    作者からの返信

    江藤は、森本の惨めな姿(と、江藤が思っている)に投影、同一視していますね。
    森本は……変わったところもあるかもしれないけど、江藤に比べればよっぽど普通の人なんですよね。(森本は変わった子、で終わる程度)

    ひまわり学級……特別支援学級は、知的障害があったら(分かりやすいから)入りやすいけど、周囲から分かりづらい発達障害だったら、普通学級に行くんでしょうね(実際、中学校のとき発達障害?で普通学級の人いましたし。聴覚過敏なのか、クラスの声にいつも耳を塞いでいました)

    問題行動を起こした江藤が、無事に周囲から理解されればいいんですが……うーん、江藤のこの先の幸運を祈るしかないですね……


    感想ありがとうございました!!