声なき主張
「この国は誰の為に存在している!」
先導者の叫びで、疲弊していた民衆の目の色が変わる。
「99%を占める国民の為にあるのだ! 1%の奴らに支配されてたまるか!」
僕らは互いを見つめ頷き合うと、口元にあった国のシンボルマークを破り捨てた。これで十分だ。
僕らは狂った世界に笑顔で反逆する。
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