国家機密は僕の夢

 僕には夢があった。でも、僕の夢の裏で誰かが傷付く事を知った。それは世界の秘密を知る事と同義だった。


「みんな、自分の持っている正義に疑問を持つべきだ」


 僕の声は抑圧社会によって揉み消されてしまう。考えない、疑問を持たない人間には通用しなかったのだ。

 国は進化する。ますます息苦しい方へ。

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