発達検査を受けた時の話

 こんにちはー。


 今日は、発達検査を受けた時の話をしようかと。『通知表を持って来てください』と言われたんですが、当時の通知表がなく。備考欄に書かれていたことをほぼ覚えていたので、母に確認を取って検査担当医師に話しました。


 母は『片付け物が全く出来ない』の方を気にしていたようです。でも、それには理由があって。単純に整理整頓凸凹が既にありました。

 机周りは滅茶苦茶なんですが。図書室の本は、取りやすく整理整頓を繰り返す等。興味のある事だけは、細かすぎるよ! レベルで整理整頓していたんです。


『忘れ物が多い』これも、母が朝から晩まで働いていたので。あれこれ用意してくれと言って負担を掛けたくなかったからです。


 なので『協調性に著しく欠ける』これだけが、なんでだか理解出来ず私自身も辛いと感じてるという話をしました。


 後は、どうして受けようと思ったか? 身内にいないか? ですね。


 尖足歩行だとか、チック。性犯罪被害に遭いやすい。

 感情爆発(メルトダウン)もそうかな。

 え? これってそうなの?! 的な部分で当てはまり過ぎてたんですよ。


 身内に関しては、実父がどう考えてもそうではという話をしました。


 問診から、既に検査始まってるって知らなかった……全てが終わってから、検査医師に「最初からずっと一人で喋り続けていた」と言われて、うわーいと思いました。


 知能検査でも、ケアレスミスを嫌がる傾向が顕著に出ていたそうです。

 図形の組み立てはタヒんでました。

 なんでこんなに分からないんだ? はやってる本人が一番分かっていたさ。


 次にロールシャッハ・テスト。

 これは楽しかったです。

 気に入った絵について延々と語っていたそうです(なんだそれ


 バウムテストはよく分からなかったな。

 絵は苦手だから嫌だとごねつつ描いた記憶しかないや……


 後、印象に残っているのが「他人をどう思うか」でした。


「大事な人以外はジャガイモです。危害を加えられるのが嫌なだけで、何とも思わない。共感? 理解は必要だと思いますけど、共感で何か解決するんですかね」


 と答えてしまって、検査士さんが沈黙してしまってですね。やっちまったな……と思いました。


 実際、中学であれだけ虐めに遭ったのに、最後に不登校になった主犯格以外の名前を覚えてないんですよ。

 それだって「貴方には勉強を教えたくないって言っただけで不登校って何……」だったからです。男子まで使って、バチボコに殴らせてたのに「そんだけで不登校?!」ってなったから覚えてた。未だに思う、何それ。


 主犯格の動機については既にどうでも良くて忘れています。


 さて。


 実のところ、私はADHDを併発してるタイプじゃないかと思っていたんです。


 検査結果を聞きに行ったときに


「ADHDに関しては限りなく白。これではグレーゾーンとすら診断出来ない」


 と言われたのが、一番の衝撃でしたわ。衝動性を気にしていたんですけど。衝動ではなく、メルトダウン。しかも、メルトダウンを起こすまでの過程を冷静になると、ねっとり説明するタイプ。ちょっとADHDにはない傾向言われ、ほえーと思いました。


『絶望的に空気が読めない』が検査医師の総括でした。だから、犯罪に巻き込まれやすい。八つ当たりされやすい。やべえヤツが傍にいても気づかないし、状況もそれは同じですね。


 人生の伏線が回収された瞬間でした。


 納得しかなかったわ……そして、自分だけの取説を手に入れて安心しました。取説さえありゃどうにかなるさ。だって、取説を共通言語にすれば良いのだもの。


 以上、今日はここまで!

 お読み頂きありがとうございました。



  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る