ヘレネ

女神ヴァニティアヌスの創世した次元世界せかいのとある町にある“酒場”『ヘレネス』の女主人マダム、夜の商売をしているだけあって妖艶


濃紫の巻き癖のある頭髪に赤い瞳、左目の下に“泣き黒子ぼくろ”がある


冒険者連中と仲が好く、彼らも彼女の気を惹こうと躍起になっている、本人もまた昔は(冒険者として)腕を鳴らしていた時期もあったようである


ここ最近は[勇者]フレニィカにある魔物の情報を提供していた


ただその魔物こそ―――…


一介の酒場の女主人マダムでしかなかったヘレネの正体こそが[勇者]フレニィカが討伐しなければならなかった『魔王ヘルマフロディトス』だったのである



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