第8話・【半神半人】
「ユウヤさん。そのう、すみません。自分のステータスを見てください」
読書神様にそう言われたでの俺は自分のステータスを確認する。
ステータス
名前 ブック・ユウヤ 性別・男 年齢20歳 職業【読書家】レベル100 信者657万5436人
HP4747420
MP4747420
攻撃力4747420
物理防御力4747420
魔法防御力4747420
魔力4747420
器用4747420
神力6575436
神スキル
【神の権能】・・・神力に応じて神の力を行使することが出来る。
職業スキル
【超速読】・・・普通の人の十数倍の速さで本を読むことが出来るようになる。
【本記憶】・・・一度読んだ本の内容を忘れなくなる。本の位置等も忘れなくなる。
【本=力】・・・今まで読んだ本の冊数×1自分の全てのステータスが上昇する。
エクストラスキル
【博覧強記】・・・自身の蓄えた様々な知恵を自由自在に扱えるようになる。
称号
読書魔 司書 博学者 禁忌を知る者 魔王殺し 悪魔の殺戮者 竜の殺戮者 魔物の天敵 天災潰し 一騎万戦 国潰し Sランク冒険者 大富豪 現魔王 影の英雄 人間の救世主 不可視の不可侵略 世界最強 神の領域に踏み込みし者 龍王殺し 獣人の救世主 エルフの救世主 精霊王の友 最上級悪魔殺し
NEW【神殺し】【半神半人】【上位神並みの力を持つ者】
「おう。これは何というか。ヤバいな。何があったかは分からないが取り敢えず全ステータスが10倍まで跳ね上がってる上に上位神と同等の力って・・・・・・・・え?本当に神になってるやん」
「ちょっと、待ってください。今上位神と同等の力って言いましたか、え?ユウヤさん、いえユウヤ様は一体どんなステータスをしてるのですか?」
「どんなステータスですか。今、読書神様にもお見せしますね。ステータス閲覧共有」
俺は読書神様にステータスの閲覧共有を行う。
「え?本当に貴方、元人間ですか?」
読書神様の第一声がこれだった。
「人間のつもりなんですけどね。私の両親もしっかり人間ですし」
「あ。そうですよ人間ですよね。いや違う。待ってください、いろいろと本当にいろいろと突っ込みたいところはあるんですけど。
まずこの信者の数どういうことですか?私の信者なんてせいぜい数千人しかいないのに何で650万以上の信者がいるの。もう、何で」
軽く頬を膨らませてくる読書神様可愛い。
「信者ですか?多分魔族の皆とエルフの皆と獣人の皆が私の信者になってくれているのだと思います」
「なるほど。確かに称号に現魔王とか獣人の救世主、エルフの救世主とかありますね」
「そうですね。色々あって、魔王を殺して新しい魔王になって、獣人とエルフの国を救ったことがありますからね。
あ、それとそのう、読書神様一つ疑問なのですが?どうして私は半分神になってるのでしょうか?邪神を殺したからですか?」
「いや、それは無いと思います。神を殺したとしても人間が神になることはありませんから?」
「そうですか。じゃあどうしてですかね?」
「さあ?私にも分かりません。でも取り敢えず分かってることは私は貴方を使徒には出来ないということです。神を神の使徒にすることが出来ませんから」
「そうなんですか。それは凄く残念です」
「私も凄く残念です。せっかく他の神達にマウントを取れる眷属が出来ると思ったのに。悔しい~~~、また馬鹿にされる」
神同士でマウントの取り合いとかあるんだ。
でも、あれだな、こうやってジタバタしてる読書神様可愛いな。
「私は読書神様の事を心の底から敬愛しておりますので、使徒にはなれませんでしたが、読書神様からの命令であれば何でもお聞きいたしましょう」
「え?いいの?本当にいいの?今更駄目とか無しだよ」
「もちろんでございます」
「え。嘘、やったー!ありがとう。これで私に上位神に匹敵する下僕が出来た。これならあのいけ好かないゲーム神に強く出れるわ」
ゲーム神ってそんな神様いるんだ。
しっかし、読書神様の下僕・・・うん、素晴らしい。
最高だね。
「それで、私は今からどうすればいいのでしょうか?」
ぶっちゃけ俺帰り方が分からん。
「ああ、そうだね・・・今はお家に戻って貰って大丈夫かな?何かあったら私から呼ぶから」
「そうなんです。かしこまりました。それであのうどうやって私は帰るんですかね?」
「あ。そうだね。確かに今のままじゃ帰れないね。じゃあこの本をあげる」
読書神様から一冊の本を手渡させる。
そこにはこうタイトルが書かれてあった。
【神の権能の使い方】
読めってことかな?
「ありがとうございます」
俺は読書神様に感謝を述べた後に早速本を読み始める。
5分後
「なるほど。神の権能のついて理解しました。それは読書神様、私は元の場所へと帰ります。何かありましたら何なりと私にお申し付けください。私は読書神様に心より感謝していますから。では。転移」
そうして俺は国立図書館まで転移した。
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