BOX No.1010 コレクション2




1960  人、場所、物



自費出版の小説コレクション。

キング兄所有の

小さな印刷機を使用。

18ページの手製本で、10部程。

約0.10ドルから0.25ドルで同級生に販売。

キングと友人による短編小説収録。

現存する1冊はキング自身が所有。



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「私は落ちている(私は失われる)」

「次元ワープ(ロスト)」


 内容不明。

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「道路の端にあるホテル」


トミーリビエラとケルソブラックは

2人組のギャングだった。

2人は古いホテルに逃げ込んだ。

「不吉」を象徴する人物に追われていた。

2人は求められていた。

「不吉」を象徴する人物の

死者博物館のコレクションとなることに。


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「逃げなければ!」


主人公は突然目覚めた。

ショッキングな目覚めと共に、

ベルトコンベアで作業中と確認し、

逃げなければならないことを思い出す。


主人公は逃げ出すが

直ぐに警備員に捕まってしまう。

主人公は再プログラムされる。


やがて

警備員は人間であり、

主人公は欠陥のあるロボットと判明する。


主人公であるロボットは

これまでに何度も脱走し、

その度に再プログラムされていた。

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「井戸の底」


少年はは動物虐待を楽しんでいた。

ハエの羽を引き千切り、ワームを殺し。

針で犬を刺す。


ある日、

少年は不思議な声に誘われ導かれた。


井戸で発見された少年の遺体は

無残なものだった。

腕は切断され、

少年の目には針が。


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「見知らぬ人」


死神によって

泥棒と殺人犯は路頭に迷う。


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「呪われた遠出」


宇宙船が金星に到着。

そこはまるで地球のような環境だった。

気温も申し分なく、実った果物は美味しい。


ここはエデンの園を発見した、と

2人の宇宙飛行士は喜ぶ。


ある時、1人が死んでいるのを見つける。


残った宇宙飛行士は

惑星自体が生き物と気付いてしまう。

しかも、この惑星は空腹だった。


時既に遅く、

宇宙飛行士と宇宙船は

惑星に食べられてしまった。



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「霧の向こう側」


次元の扉として存在する謎の霧。


主人公は霧を抜けて未来へと向かう。

やがて恐竜が住む世界に降り立つ。


恐竜の世界では人間は余りに無力。

主人公は人間を探して

次元から次元を渡り歩くことになる。


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「後ろをみるな」


友人との合作。

ある女性が語る

独自の殺人方法について。


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