姫の座布団
お姫様のゲージ前。
姫が見慣れないモノに
座っていた。
キレイにフリースを掛けた・・・
畳?
いや、これは!
ハムスターが作っている
壁だあ!
断熱材も混ざっていて。
えー!?
網目に
時々
飛び出す芝の先は
キレイにカットしてある。
新作の壁を
編んでいるとばかり思っていた。
ハムスターは
キレイに編み上がった
芝の板(で、いいか)に
フリースを敷いて
お姫様に
プレゼントしたのだ。
フリースを
ここまでキレイに
敷けるのは
漢ハムスター軍団でも
限られる。
ちょっと自慢気な
漢ハムスターと
幸せなウルウル目の
お姫様。
あっという間に
ちっこで、ちーで、
ぐっちょんぐっちょんに
なるんだろうなあ。
避けられない
確定の未来を思いつつ。
なんだか
幸せな気分。
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