建築技術は継承され進化する。


ハムスター。



食用の芝(チモシー)と

ティッシュのこよりで

家の建築をし続ける仔。


機織よりも

かなり複雑な編み上がり。


キレイな形の

屋根付きの部屋。


ちょっとカマボコ型?


上から

ハムスターが

飛んだり跳ねたりしても

崩れない。


壁の部分、

角はきちんと補強済み。


柱にあたる編み込みが

加えられている。

引っ張ってみたが、

全く剥がれる気配なし。





我が家の漢ハムスターは

代々

建築の匠がいる。

その技術は継承され、

さらに進化していくようだ。


ただ、それらの建築は

地下で作られていた。




その昔。

壁と壁の間。

柱がない状態で作っていた仔に

「グラグラする、丈夫にしたい」旨を

相談された事があった。


一緒に考え、

あれこれ参考にした。



そこから始まって、

現在にまで

ハムスター建築の技は

引き継がれている。




新しく作り始めた壁がある。

編んだ壁の間に、

遊び終わった

お菓子の箱の破片が

見えた。



・・・断熱材?
















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