もふもふ語
ハムスター語。
モルモット語。
もふもふたちには
独自の言語がある。
他の種類にも
それぞれの言語がある。
たいていの生き物の言語は
周波数の違いからか
ニンゲンの耳には
聞こえない。
普段 鳴かない動物の
声が聞こえたら、
悲鳴や警戒の声だ。
と、こんな話は
何度か書いた気がする。
ニンゲンの耳で
聞こえない音が『声』
暮らし始めて長いからか。
耳が進化したのか。
最近は
時折
聞こえる気がする。
ハッキリした音でもなく、
モスキート音よりも
音らしく感じない音。
あれ?と思って
「誰か呼んだ?」
と聞くと、
呼んでいた仔が
驚いた顔をして立ち上がる。
そんな事が
増えてきた。
語学は耳で。
もふもふ語も
同じく『語学』で『言語』
慣れと、馴れ。
もふもふたちの言葉が、
直接聞きたい。
そんな想いは尽きない。
もしかしたら
誰も呼んでいないのに
話に合わせてくれている
だけかも知れない。
いつも
誰かしらが呼んでいるので、
呼んでいるのは
いつでも聞こえている、
とも言える。
愛される為には
演技をするが、遠慮はない。
ああ、
優しさからの
気遣い、は あるなあ。
聞こえてるんだろうか。
気のせい だろうか。
うーん、
どっちだろう。
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