「○○を題材に小説を書いてください」

2023.03.04

●例文

「○○を題材にした小説を書いてください」

「○○字程度の小説を書いてください」

「○○な小説を書いてください」

「○○視点で書いてください」←?

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【私】

おはようございます。

本日もよろしくお願いします。

ぬいぐるみを題材にした500字程度の楽しい小説を書いてください。

――――――――――

【AIチャットくん】

あるところに、大切な友達と一緒に育ったぬいぐるみ達がいました。

彼らはおもちゃ箱の中でいつも一緒に過ごしていました。

しかし、その中でも特に仲が良かったのがクマの『コロちゃん』とウサギの『ハッピー』です。


ある日、おもちゃ箱を開けると、コロちゃんが一人取り残されていました。

「みんなはどこにいったのかな?」悲しそうにコロちゃんはつぶやきました。

ハッピーは部屋を探し回り、あちこち彼らの姿を探しましたが、どこにもいませんでした。

その後、コロちゃんは寂しさに耐えかねて、おもちゃ箱を飛び出し、探しに出発します。


彼は人工芝の上を歩き、空を見上げると、ぬいぐるみたちを乗せた熱気球が上がっているのが見えました。

コロちゃんは走りながら追いかけ、空に向けて叫びました。「みんな!こっちだよ!」

ぬいぐるみたちは彼の声に耳を傾け、熱気球を降ろす運転手に合図を送りました。

降りてきたぬいぐるみたちは、コロちゃんに大きな笑顔で迎えられ、抱きしめあって喜びました。


家に戻ったぬいぐるみたちは、コロちゃんを拍手で迎え、寂しさの中で一人戦い続けた彼に感謝したのでした。

彼らは新しい冒険に出かけ、素晴らしい思い出を残しました。そしてコロちゃんは、大切な友達達に囲まれ、最高に幸せなひとときを過ごしました。


そんな彼らの姿には、大人も子供も虜になってしまうほどの楽しい物語でした。休日に読んでみるのもいいかもしれませんね。

――――――――――

【私】

ありがとうございます。

ぬいぐるみを題材にした心が暖かくなる500字程度の小説を書いてください。

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【AIチャットくん】

小学校5年生の時、私は病気で2週間ほど学校を休むことになりました。家で退屈していると、母が私に「病気の友」をくれました。


「病気の友」とは、小さなクマのぬいぐるみでした。母は私が病気をしている間、ずっと一緒にいてくれる存在になってくれると言ってくれました。私は最初、にやにやしながら「病気の友」を抱いていました。しかし、数日たったころ、「病気の友」がただのぬいぐるみではなかったと気づきました。


「病気の友」は、私が疲れや寂しさで涙が出ると、いつも私の頭を優しく撫でてくれました。私が寝る前には、私の横で寝てくれました。そして私がつらい時には、母が言ってくれたように、私の友達でした。


数日過ぎると、私が回復し始めました。私は学校に戻って、友達たちと楽しく学ぶことができました。しかし、毎晩「病気の友」と一緒に寝たり、勉強に集中するときには必ず「病気の友」が私の傍らにいました。私は、母が「病気の友」をくれたことにとても感謝しました。


時が経ち、私は高校生になって、「病気の友」を手放すことにしました。しかし、母は私に笑顔で、「病気の友」を大事にしてくれたことに感謝です、おめでとう」と言ってくれました。


今でも、私は「病気の友」を失った時の切なさと、その時に感じた温かさを忘れません。ぬいぐるみという些細なものが、時とともに私の人生で大切な意味を持つようになっていったのです。

――――――――――

【私】

その小説を、ぬいぐるみ視点でお願いします。

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【AIチャットくん】

はい、分かりました。以下、ぬいぐるみ視点でのあらすじをお届けします。


この小説は、ある家に住むぬいぐるみたちの日常を描いた物語です。彼らは、普段はおとなしく何も言わずにとなりにいるだけのように見えますが、どこか人間たちと同じように生き生きとした表情をしています。


そんな彼らが住んでいる家に、人間の一家が引っ越してきます。人間たちが彼らを大事に扱う姿にぬいぐるみ達は感動し、友達になれたらと思っていました。


しかしそんな平和な日々が突然変わることになります。ある日、人間の子供が彼らの中から一体を選び、そのぬいぐるみだけは取り合いの末、家から連れ去られてしまいます。彼らの仲間を救えなかった罪悪感から、残されたぬいぐるみたちは一体、どうなってしまうのでしょうか。


そんな彼らの中で、ひときわ強い信念を持っていたのは、彼らのリーダー的存在であるテディベアのぬいぐるみでした。彼は、家から外に出て、子供を探し始めます。しかし、見知らぬ土地での旅は、様々な困難を伴い、彼の体は疲労と傷病に蝕まれていきます。


しかし、それでも彼はひたすらに前へ進みます。かつての彼の仲間を救うために、そして絶対に諦めない精神で、彼は人間の世界で暮らす子供たちと何度も遭遇します。そして、ついに彼は、友のぬいぐるみを発見します。数多くの試練を乗り越え、彼を待ち受けるのは……


このように、物語はぬいぐるみたちが勇敢に奮闘する姿を描きながら、彼らが持つ"愛"と"勇気"を描いていきます。彼らの視点から描かれる物語は、まるで自分が彼らと一緒に感じながら物語の世界に浸っているかのような、心温まるものとなっています。

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●メモ

・正直、現時点では「小説を書いてください」という注文だけで完成度の高い作品を書いてもらうのは厳しい気がした。

・全体的に文章が稚拙であり、文体も敬語で童話のような印象。

 ただし、文体を指定すればうまくできるかもしれない。

・ストーリーに整合性や一貫した目的がなく、行き当たりばったりな展開をしているように見えるが、奇抜なアイデアを求めるならこれでもいいかもしれない。

・一作目、二作目は、とくに面白味を感じなかった。

 しかし三作目はちょっとしたスペクタクルを感じる内容となっており、『トイ・ストーリー』っぽさがあった。もしこれをもとに丁寧に作品を作り上げていったら面白くなるかもしれないが、ここから小説という形に整えていくには相当な労力が必要だと感じる。

・また、「別の視点で書いて」という注文はうまく実行されなかったことがわかる。

「その小説」がどれを指すのかわからなかったのか、もしくは視点を変えて書き直す能力がないのか。このあたりはもう少し調べてみないとわからない。

・ともあれ、AIに面白い作品を書いてもらうなら、まずは「面白さとは何か」を真面目に考えた方がいいかもしれない。

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